見出し画像

「やりたい事」に挑戦できた一年

この記事は、「公務員で綴る Advent Calendar 2023」「公務員で綴る 綴る Advent Calendar 2023」に参加しています。 テーマは”2023年を振り返る”。一年を振り返って、こんな経験をした、今、こんなことを考えている、
などなど、全国各地でそれぞれの街をそれぞれの仕事で支えている仲間たちが、2023年を振り返るリレーブログです。


 みなさんこんにちは!お久しぶりに投稿しますDaiです。
 2023年を振り返って思い浮かんだのは、「やりたい事に挑戦できた一年」だったな、という事です。
 40代中盤に差し掛かり、仕事ではベテランの域に達しながらも、仕事では思い通りに結果を出せない日々。そんな中、2022年に縁あって地方公務員のオンラインコミュニティー「ホルグ」に加入しました。その事自体、私にとっては大きなチャレンジでした。しかし、ホルグを通じて全国の公務員から日々刺激を受けたことで、2023年はさらに挑戦する気持ちを持つことができたと感じています。



ふくまち大学を通して実現できたこと

 2023年に私が最も挑戦した出来事。それは「ふくまち大学」でまちのきものサークルを企画し、仲間と一緒に「せんせい」になった事です。

【ふくまち大学とは】
「学びのまち」のまんなかで、ひらく。つながる。できる。ふくまち大学は、福井駅前を中心とした「まち」を舞台にひろがってゆく学びの場です。自分を「ひらき」、誰かと「つながり」、そして、ちいさな「できる」を紡いでいく。そのくりかえしの中で、あなた自身の大切なことが少しずつ引き出されていく。そんな「学び」の景色を福井のまちなかに描くため、まちのいろんな場所に「授業」や「ゼミ」、「部活動・サークル」を用意します。内側をひらき、一歩踏み出してみる。目に映る新しい景色を感じ、つながってみる。できた、という新鮮な感覚に触れてみる。やわらかな時間のつみかさねを「学ぶまち」福井の日常に。
ふくまち大学の試みが、はじまります。
ふくまち大学 (fukumachi-univ.net)

 私は結婚を機に着付けを習い、20代後半には一通り着られるようになりました。しかし、妊娠・出産によって中断。長いブランクを経て、40代でやっと着物活動に復帰しました。そのきっかけをつくってくれたのが、私の所属する着物サークル「おきものさん」です。メンバーは年齢も性別も、国籍も様々。お出かけする時には、訪問着から木綿の着物まで、めいめい好きな着物でおでかけします。
 そもそも私は自分で着物を着ることがはできますが、人に着付けることはできません。でも、おきものさんには着付けができるメンバーから呉服屋さん、観光ガイドまで、多才なメンバーがいます。そんな仲間と一緒だからこそ、一歩踏み出してチャレンジすることができました。みんなと一緒にやってみたい、協力してください、と言えて本当に良かったです。

 7月には浴衣でまちあるき、10月には着物でまちあるきをしました。着付けができない人には着付け教室+まちあるき、自分で着られる人は、まちあるきだけ参加することができます。
きものサークルでは、ターゲットを「着物に興味があるけれど着付けができない人」「着ることはできるけれど一人では出かける勇気のない人」としていました。これは、着物をお休みしていた時期の自分にも当てはまる事です。そして、これが大当たり。おかげさまで二回とも定員は埋まり、新しい出会いもたくさんありました。改めて着物っていいな、と実感したイベントでした。本当にやってよかった!

さらに、ライターにも挑戦!

 実は私、ずっとライターをやってみたかったんです。ライティングができれば、地元の情報を発信できるようになる。そうすれば究極は「予算がなくてライターに発注できなくても、自分で情報発信することができる公務員」になれるのではないかと思っていました。そのために、3年前からカメラの勉強も始めていました。
そんな時、福井のローカルメディアである「Dearふくい」が、福井県の情報発信に挑戦できる『Dearふくいゼミ』を開催するとの情報が。さっそく第一期生として参加し、念願のライターデビューが叶いました!

 実際に取材からライティングまでを経験してみて分かったことは、自分は”文字数を多く書くこと”ができないということ。公文書で「簡潔に・分かりやすく・形式的」に文章を書く癖が染み着いてしまっているんです。このDearふくいのライター講座は、高校生から公務員まで、幅広い層の受講生がいました。そして他の参加者からもたくさんの刺激を受け、何とか二つの記事を世に送り出すことができました。
これからも、地域の情報発信のためにライティングを頑張りたいと思います。このスキル、仕事で使えるようになりたいな…。

おまけ 司会業と公務員アワード授賞式

 さらに、特殊な事に挑戦したな、という出来事についてちょっとだけご紹介します。
 一つ目は、とあるスポーツの全国大会でYouTubeの生配信があり、司会進行を務めた事。私は司会もずっと練習しているのですが、最近は公務でもあまり司会の仕事がなく、「年に一度は司会をやらないと勘が鈍るな」と思っていた矢先の依頼でした。本番当日まで、実は生で見たことが無かった競技です。一生懸命過去のYouTubeを見ながら進行の練習をした事、一日目が生配信で8時間を超えたこと、今ではとてもいい思い出です。競技団体の皆様、大変お世話になりました!
 二つ目は、10月末に開催された「地方公務員アワード」の授賞式の運営の一部をお手伝いした事です。

地方公務員アワード2023受賞者の皆さん。今年は最多12名が受賞。福井県からは何と4名が受賞されました!

 去年は、一生に一度のチャンスだろう、と受賞者の推薦者として参加したアワード授賞式。まさかその翌年、自分が運営に携わることができるなんて、本当に思いもしませんでした。年に一度の地方公務員の祭典が醸し出す独特の高揚感、そして運営ボランティアを引き受けてくださったホルグ会員の皆さんとの一体感など、忘れられない経験になりました。

おわりに 2024年に挑戦したいこと

 来年挑戦したい事は三つあります。
一つ目は、昨年資格を取っただけになってしまっている防災士としての活動を、本格的に始めること。
二つ目は、ライターの活動を継続して、副業としても頑張りたい事。
三つ目は、職場のITサークルで取り組んでいるChatGPTの勉強会。これを他自治体の公務員も巻き込みながら、公務に使えるプロンプトを考える場として発展させていきたいと思っています。


公務員で綴る Advent Calendar 2023 12月2日を担当させていただきました。いかがでしたか?2022年は、実は眺めるだけだったAdvent Calendar。そこに参加したことも、私にとっての挑戦でした!

さて、明日12月3日の担当は、難波和幸さんです。2023年の振り返りをとても楽しみにしています!明日以降の記事は、指定日以降にカレンダーからも見ることができるようになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?