月とレントゲン~X線のディレイの法則
月面着陸や月探査成功のニュースは、私も見ています。
本作では、実在するの月と目視している月を、実像と虚像に分けて考えています。
目で見えるものが必ずしも実際にそこにあるわけではありません。ガラスに映る像やテレビなどの画面に映る像もあれば、写真もあります。そこに映し出されているものは、実際にそこにはありません。
太陽から地球に降り注ぐX線が、カルシウムや金属部分で反射し、それ以外の成分で構成されている部分を透過するとしたら、
夜側の地球からは透過したX線が放射されている、と考えます。
地表から放射されたX線は、地球の大気の密度によって、何段階か屈折して、宇宙空間に抜けていくと考えます。
昼側の地球の大気は太陽を頂点としたドーム型かもしれませんが、夜側は地球の輪郭を頂きにして地球の陰になる部分が凹む、火山口のような形を想像します。
夜側の火山口のような大気の底は地球です。火山口の頂となる大気の成分と、底まで続いている大気の成分は、全く異なるものと考えます。実際の火山では、頂は岩や土などで、火山口はガスなどの空気ですよね。
X線に電流のように集束する性質があるかどうかはわかりませんが、
地球を透過したX線は、夜側の火山口の深いところに形成されるフィルム成分に焼き付けられるとします。
一方で、火山口の頂からは太陽光が回折してレントゲンが造影されたフィルムを向こう側から照らします。
夜側のこの火山の形は、大気の成分によって変化します。火山口内のフィルム成分ができる深度も、光の屈折率も、像の信号が地球に届くまでにかかる時間も、昼側の時間軸とは異なります。
昼側の大気ドームが太陽の時間軸だとすると、夜側の火山口はX線の時間軸と考えますが、可視化となる月がX線の象徴となるため月を時間軸とすると考えます。
また、この月の時間軸は、複数の大気の層の間で生じる情報の遅れと考えます。
※法則なのに数式を書けないことをお詫び申上げます・・・
ここで大事なお知らせがあります。
夜側の大気がつくる火山口の底は地球ですが、そのさらに深いところには空気ガス、雨、雷、稲妻、雲、そして太陽があります。
夜側は、マクロの地球みたいです。