見出し画像

デンマーク語の学校

デンマーク語の学校を卒業。

先日、自分にとってのデンマーク語の最後の試験が終わった。
卒業というか、自分がここまでと決めていたレベルまで終わり、無事試験にも合格し、学校を辞めた。
というのもデンマーク語の語学学校に無料で通うことができるのはCPRを持っている人に限られるため、ワーホリ期間(1年)で、最後のレベルまで通うのは難しい。

はじめは、無料だし経験にと軽い気持ちで始めたが、週に2回2時間半の座学は思っていたより大変だった。

クラスメイトはみんな色々な理由でデンマーク語を学びに来ていたが、VISAのために学校に通っている子が多かった。デンマークは英語だけで仕事も生活も大体はできる。しかし、VISA取得のために通っていた友人は、パートナーがデンマーク人のため、将来子供ができたら、学校などで困るためデンマーク語は必須だと話していた。(インターナショナルスクールは富裕層しか通えないそうだ)




デンマーク語の試験

デンマーク語の語学学校は無料とは言っても試験に受からなければ、2000kr(約4万円)を支払う事になる。そのため、試験は毎回緊張した。

試験はレベルによって口頭試験と筆記試験、リスニングがある。
この中の口頭試験が個人的には授業よりも楽しかった。なぜ楽しかったかというと、先生と雑談をしていたような感じだったからだ。

口頭試験は先生と1対1で行われた。私は基礎的なものしか覚えていなかったが、先生の質問になんとか答えていると、先生が私が出した日本の話題に興味をもったようで、いつもより本気のリアクションをしていて話すのが楽しかった。
試験が楽しいなんて不思議だな~と思ったが、学んだことを使うことの楽しさも学んだ気がする(真面目)。

今回の試験は半年間お世話になった先生とのお別れの日でもあったため、試験が終わって最後はお別れの言葉と感謝を伝えた。少しさみしい気持ちになった。

デンマーク語の学校に通った感想

ワーホリに来る前からなんとなく通っておこうと思って通ったデンマーク語学校であったが、結果としては通って良かった。
デンマーク語はデンマークにいない限り使うことはほとんどない。違う国でデンマーク人に出会ったとしても彼らは英語を話せるし、発音ができていないデンマーク語を話しても通じない。笑

でもなぜ通って良かったか、3つの理由がある。

1つ目は友達ができたこと。
思っていたよりみんなシャイで、休憩中もだれも話さないこともあったが、授業中は一緒に話さないと行けないので、数ヶ月一緒の授業を受けていると自然と名前も覚えるようになる。中には連絡先を交換してプライベートでも遊ぶような友達ができた。私のクラスにはインドネシア、ネパール、中国、韓国、ジャマイカ、パキスタン、トルコ、イギリス、ポーランドなど様々な国のクラスメイトがいたが、それぞれの国の文化も少し知ることができた。

2つ目は海外の授業の雰囲気が知れたこと。
私は初めての海外での学校だったが、授業の雰囲気や先生の授業の進め方が日本と違って面白かった。年齢層は23-45歳ほどであったが、みんなよく発言するし、誰かが指名されて答えが分からないときも他の人が積極的に答えるような雰囲気だった。英語がネイティブではない人が多かったため、共通言語がデンマーク語になる瞬間がなんだか面白かった。

3つ目は生活のリズムが整ったこと。
この語学学校があったことで朝は早く起きて午前中学校に行き、午後はバイトに行くという生活ができた。
ワーホリ生活はなにもしなくてもいいが、私はじっとしていると体調を壊してしまうため、この学校があることで生活リズムを整えることができた。


最後に

重複した内容もあったかもしれないが、学校が終わって今感じていることを書き残しておこうと思い、今回noteを投稿した。
ワーホリ生活ももうあと数ヶ月。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?