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【504回】7日間ブックカバーチャレンジ その6(200503)

北海道なのに、暑い。
夏に近づくにつれ、マスクは非常にきつい日々が待っているのか。
東京などは湿度が高い上に、35℃を超える日々になる。すると、マスクはベタベタくっついてしまう。

しかしまずは、毎日の生き抜くことだろう。


6冊目
聖戒 編 「一遍聖絵」(2000、岩波文庫)

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信貴山縁起、鳥獣戯画、伴大納言絵巻など、絵巻物が好き。
これらは平安後期の作品だが、当時の生活を見ることができるからである。
一遍聖絵とは、鎌倉中期、時宗を作った一遍上人を描く。
踊り念仏を作った。実際に多くの僧が、回りながら念仏を唱える場面がある。
まるで鎌倉時代にタイムスリップしたような感覚になる。

一遍上人とともに好きなのが、平安中期の念仏僧、空也上人だ。
空也上人が唱えると、口から阿弥陀仏が現れた…。
なんてことだ。どんな奇跡なんだ…!ピタゴラスイッチの「ぽんほんぼんの歌」みたいに、出てくるのか!!見てみたい!




わざわざ京都の六波羅蜜寺に行き、空也上人立像に会いに行ったことがある。
思ったより小さいサイズだが、口から阿弥陀仏が出ている!




踊り。
口から阿弥陀仏。
独創的な聖人たちの行動が、僕をワクワクさせてくれる。