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小学校の先生について思うこと


小学校の先生ってどんなイメージ??

自分が小学生の時があまりにも遥か昔のことなので

記憶が薄れつつあるのだけれど


とにかく

ピシッとしていて

子供とふざけ合うこともなく

あくまでもクラスの中での年長者で

絶対的に偉い人、みたいなイメージは

あったと思う。


ベテラン感の漂うおばあちゃん先生もいれば

フレッシュで熱意溢れる若い男性の先生もいたし

子育て真っ最中のいつも忙しそうな中年男性の先生もいた。


おばあちゃん先生とは

かれこれ30年近くも

年賀状のやりとりをしており


年賀状を毎年拝見するたびに

元気なお姿を想像しながら

しばしの間小学生の時の思い出に浸っている。


今思うとおばあちゃんという程の年齢では

なかったのだな、と思う、、。



小学生の息子の

担任の先生は

昔の先生のイメージとは異なる。


年齢層は20代~30代と若い先生が多い。

女性の先生であれば

先生というよりママ友みたいな感覚で

フレンドリーに接して下さる先生が

多いのに驚く。


おそらく

保護者が横のつながりで先生達の様々な情報を把握し

あれこれと先生のことを話したりするものだから

先生方からしても

距離感の取り方が難しくなっているのではと思う。

あえて横並びの視点で

接して下さっているのかもしれない。


さて

小学生の息子。

性格はサービス精神旺盛で元気いっぱい、やんちゃな子。

実は繊細な一面があり

外面と内面とのギャップに悩むタイプの

男の子でございます。


担当して下さる担任の先生により

息子の評価の振れ幅が半端ない。


個性を認めてくれる先生は面白がってくださるし

子供はこうあるべきという枠のある先生は

どちらかというと怒ることが

コミュニケーションのツールなのかな、という印象。


私は先生を悪く言いたいのではなく

先生も人間だから

価値観も多種多様で

得意、不得意もあるわけだから

先生のことを出来る限りよく理解して

親も見極めて対応しないといけないな、と

いうこと。


ある時、学校で怒られて帰ってきた息子。

泣きながら学校には行きたくないと訴えてきた。


どのような出来事があり

どのような対応をして

子供たちの心情はいかに?


というところまで

把握した上で親は対処しなくていはいけない。


頭ごなしに怒っては

子供からの信頼を失うことになるし


無条件に子供の肩をもつことをしては

子供自身の成長の機会を失うことになる。


親としての冷静さと強さを求められる場面。


結局、ちょっとしたいざこざで

お友達に誤解をされたまま

先生に怒られたのが悔しかったとのこと。


子供にとって

分かってもらえない。

いつも自分ばかり怒られる。


これは気持ちを閉ざしてしまい

良くない方向に向かってしまうかもしれない。


先生に状況をお伝えし

後日話し合いの時間を設けて下さり

一件落着となりました。


通常業務だけでも忙しいのに

想定外の業務が舞い込むと先生方も

てんてこまいだと思う。

本当にいつもお疲れ様です。


最近では先生方に感謝の気持ちを

機会があればお伝えするように

している。

(お忙しいと思うので連絡帳に一言だけ記載している。)


緊急事態宣言で分散登校になった際には

連絡帳に先生方のお体を心配する旨を書かせて頂いた。


先生はすごく喜んで下さり

職員室でも皆に伝えたと言って下さった。


どのような立場であったとしても

人と人が向き合うからには

相手の立場を思いやり、

感謝の気持ちを伝えたり、労りの気持ちを持つのは

大切なことかな、と思う。


客だからとか、

お金をはらっているからとか、

プロの人だからとか、

肩書にこだわっていては

ひと対ひとの付き合いに

大切なものを見落としてしまう。


先生だからこうあるべき、

保護者だからこうあるべき、

子供だからこうあるべき、は

一度とっぱらって。


人間対人間で大切なものを見失わないように。


子供たちの未来を担う先生方

本当に本当にいつもありがとうございます。





#子どもに教えられたこと #小学生#子育て#大切なもの

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