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権利を主張する前に、義務を果たすこと。


今回のテーマでもある「権利を主張する前に、義務を果たすこと。」
8/7 日経新聞「公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は6日、4~6月期の運用成績が4兆9819億円の黒字だったと発表した。」を読んで改めて、この言葉の本質を考える様になりました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA067QP0W1A800C2000000/

「老後2000万問題言うの遅いよ!」
「年金足りないじゃんどうするの!?なんとかしてよ!」
「本当国って何してるの?」
などの主張が世の中にはたくさん流れている。もちろん、少子高齢化がこのまま進めば高齢者1人当たりに対しての働く世代人数が減るから年金の不安はある。

https://www.global-link-m.com/realestateinvestment/mansion_anxiety/

けれども必要以上に国を批判するのは違うかなぁと今日の記事を見て思います。
国だって、年金足りないのは目に見えていて、それをどう補うかを頭の良い人たちがめちゃくちゃ頑張って、頑張って年金を運用して初めて運用収益100兆円超えてる。
つみたてNISAとかiDeCoを発表して何年も前から「非課税っていうボーナスポイントあげるから、未来の為に行動してくださいね。」というメッセージも伝えてる。

その事実を知って、行動する事が「義務」だと思います。
この努力を見ずに、義務を果たさずに年金の「権利」を主張するのは大事な事が抜けてるな、と思う今日の朝でした。

ここからは私のしくじり話

なんか大真面目につらつらと字を綴ったものの、今年の前半の私は義務を果たしてないのに権利主張しまくる人間でした😌

まだ仕事で何も果たせてないのに、違和感ばっかりあってそれが耐えられなかったり、すぐ辞めたいと言ったり、そんなマイナスな雰囲気を自分だけでなく周りにも醸し出していたり、
本業をしっかり取り組んでいないのに違う事始めて悩んだり、手段と目的を履き違えたり、支えてくれる人のエネルギーを奪ってしまったと反省しています。

私の2021年前半は自分の将来と繋がっていないことばかりして義務を果たさず、権利を主張していました。

そこから色々考えを改めるきっかけ(人、タイミング、運、勉強)に恵まれて今、自分の義務は何か、何を社会に還元出来るのかなどを考えられる様になりつつあります。

『おもしろきこともなき
世をおもしろく
住みなすものは
心なりけり』

という高杉晋作の名言を先輩から教えてもらったのが1番大きいです。

自分なりに言葉を噛み砕いた所、今の仕事を楽しくするには今自分は何をするべきか?出来ることはないのか?という事と解釈しました。
現状に疑問や改善点を抱くのは良い事だけど不満や不平を言ってはいないか?と自分を顧みて、自分なりにもっと改善しなくてはいけない、与えられるだけではいけないと考える様になりました。

皆さんはどう解釈しましたか?

高杉晋作の名言から学んだ後、別の先輩から「不平不満は何も生まない。言うだけ無駄だ。自動的に幸せは訪れない。誰かが幸せをくれる。その思いは幻想だ。自分がどれだけ磨かれているか=自分がどれだけ苦労して作られたかで幸せが訪れるかそうでないかが決まる。」とアドバイスをもらいました。

↓ちょっと概念的な話なので、小さいスケールで解説します。

東大に入れたら幸せになれる。ライザップに行けば痩せて幸せになれる。
果たしてそうでしょうか?
東大に入ったら、何もしなくても学年1位でモテモテで幸せになれる?そんなことはない。ライザップに行っても暴飲暴食を繰り返していたら痩せられませんよね。

この様に自動的に私たちが幸せになれる事などないのです。

東大に入ったから、ライザップに行ったから幸せになれるのではなく

その過程で勉強しまくって、模試で苦しんだりして、やっと東大に入れて、その後も継続して頑張るから結果はついて来る。ライザップに行って、運動して食事も正しく制限して苦しい中努力し続けるからこそ痩せられるのです。

この苦しい過程は自分を磨いている途中で、その途中の段階で不平や不満を言って行動しなければ合格もダイエットも成功しません。

だから自分を磨き続けて自分で幸せを得ることが大事。不平不満を言うなら行動する事。目指すべき所にどう近づいているかを確認する。

記事と私の今年前半の失敗から、
権利を主張する前に義務を果たすこと。というテーマで綴りました

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