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大人の自由研究をしてみよう

夏休みの宿題で唯一好きだったもの

小学生の頃の夏を思い返せば、なぜあんなにも夏休みの宿題を非効率に勧めていたのか不思議でなりません。やりたい気持ちにならず、最後に1週間で慌てて終わらせたことがあるのは、私だけではないはずです。

そんな私でも好きだったのが《自由研究》です。塩の結晶を観察したり、ダイビングについてまとめたり、人生初の海外旅行のガイドブックを作ったりしていました。

他の宿題はやらされている感があって先送りにしてしまいがちでしたが、自由研究は自分の興味を持ったことを好きにできるため何年生になっても、ワクワクした気持ちで取り組んでいたことを今でも覚えています。

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大人になっても好奇心は消えない

さて、そんな私の意欲は大人になっても変わりません。取り組みたいこと、知りたいこと、作りたいもの、がたくさんあります。アイデアを書き留めているノートは日を増すごとに分裂するかの如く増え続けています。todoリストもバケットリストも同じような状態です。

長い人生の中で、やりたいことが無くならないことは喜ばしいことですが、あの頃のように長い休みがないこともまた事実です。少しでも気を緩めてしまえば、瞬く間に時間は流れていってしまいます。

頭の中にアイデアがたくさんあるのに、子どもの頃ほど時間が取れない私が、意識的に取り組もうと決心しているのが《大人の自由研究》です。

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大人の自由研究の目的

① 溢れるほどある興味のあることの1つ1つに対して、一定期間注力する

② 他の人より何か特定の自分の好きなものに詳しくなる

③ より良い調べ方、自分らしいまとめ方の練習をする

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大人の自由研究のやり方

1年を2・3・4ヶ月ごとに分けて、自分の好きなテーマについて自由研究する

大人の自由研究のルールとしてはこれだけです。あとは何かを調べるも、作るも、体験してみるも、やる人次第です。

期間の分け方も人それぞれ自由でいいと思います。自分がやりたいことの重さによって必要になる時間は変わります。難しいテーマだったら長めに時間をとったり、サクッと終わるものだったら1ヶ月だけ取り組むようにしたり工夫してみてください。

そして、そのテーマの期間中はできるだけそのことに集中するようにします。新しく興味を持つものに出会ったら、それはやりたいことリストに追加して温めておいてください。私は暫定で1年分計画しておいて、何か変化があったら柔軟に対応するようにしています。

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おわりに

好奇心の量と自由の時間の量の釣り合いが取れず、どれも中途半端になってしまうと、やる気がなくなったりして残念な思いをすることもあるかと思います。

あえて一定の期間を、《〇〇の自由研究をする期間》と決めてあげることで、心置きなく1つのことに集中して取り組むことができるはずです。

そうやって1つずつ進めていけば、いつの間にかやりたかったことが綺麗に自分の前に列を作ってくれます。そして振り返ったときに、自分の糧となるでしょう。



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