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oohama
2021年3月3日 06:43
甃(いし)のうへあはれ花びらながれをみなごに花びらながれをみなごしめやかに語らひあゆみうららかの跫音(あしあと)空にながれをりふしに瞳(ひとみ)をあげて翳(かげり)なきみ寺の春をすぎゆくなりみ寺の甍(いらか)みどりにうるほひ廂(ひさし)々に風鐸(ふうたく)のすがたしづかなればひとりなるわが身の影をあゆまする甃(いし)のうへ桜が散るころ、必ずこの詩を思い出す。コーラスをや
2021年1月23日 13:26
津の国の 難波の春は 夢なれや 葦の枯葉に風渡るなり 新古今和歌集西行 西行の歌で有名なもののひとつです。 大阪出身の私としては、淀川河岸の葦は、元の湿地を開発したしめりけのある故郷の原風景です。 そうか平安時代でも大阪は葦ある土地としてイメージされてたんだな。それと共に思い出したのは豊臣秀吉の辞世の和歌です。露と落ち 露と消えにし 我が身かな なにわのことも 夢のまた