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oohama
2021年1月23日 13:26
津の国の 難波の春は 夢なれや 葦の枯葉に風渡るなり 新古今和歌集西行 西行の歌で有名なもののひとつです。 大阪出身の私としては、淀川河岸の葦は、元の湿地を開発したしめりけのある故郷の原風景です。 そうか平安時代でも大阪は葦ある土地としてイメージされてたんだな。それと共に思い出したのは豊臣秀吉の辞世の和歌です。露と落ち 露と消えにし 我が身かな なにわのことも 夢のまた
2021年1月20日 18:21
年たけて また越ゆべしと 思ひきやいのちなりけり 小夜の中山新古今和歌集西行白洲正子の本「西行」を手にとった。そのとき、平清盛と同じ時代を生きた歌人、西行が唯一歌論を語ったのは明恵だったと知った。中学生のころ新聞で同じ年ごろで「心朽ちたり」と墓場で自殺をはかったお坊様を知った。私も性に目覚めてからどんどん自分がコントロールできない混沌にとまどっていたけど、昔から悩んでいる人がいるんだと初