道端に小さい花を咲かせる自己イメージとインド人コーチとの会話
今日は、月に2−3回受けているコーチングの日。前回のセッションの宿題が「昇格について上司と会話する」だったので、展開を報告。
「こんな風に思われてたのか!ってがっかりだわよ」と弱音を吐く私に、「あーら、成長意欲がないなんて言われちゃうなんてびっくりね!でも発見があってよかったね。よく頑張りました」わっはっは、と褒めてもらう。
私のコーチであるPはインド人で、ムンバイに住んでいる。回線が悪いせいか、しょっちゅう音声が切れるし、セッション中に今日も何か食べてるし、途中で携帯が鳴ったりインターホンが鳴ったりと日本の感覚だとコーチとしてありえない態度だけど私は彼女の持っている熱量が好きでもう半年くらい継続している。
話を戻して、上司との昇進についての会話の件。
どんな状況であっても、今ある現実にたどり着いているのは、ワカメのPersonalityの結果だと彼女はいう。そしてPersonalityは、いかに行動し(act)、考え(think)、感じる(feel)かで決まるのだと。多くの場合これらは無意識に行われている。私のどんな行動・思考・感情が今の状況に至らしめたのか?をPと掘っていく。
私の場合は、何につけても引っ込み思案というか、目立ちたくなくてついカーテンの影に隠れがちな行動の癖が原因だな、とふと気が付く。それで「じゃあもっとステージに立つにはどうする?」と聞かれて具体的な行動を模索したが、あまりにも抵抗意識が強すぎて答えが出てこなかった。ステージ上で誰かを鼓舞したり、皆んなをまとめていくことを今のアクションに置くのは色々あって今はちょっとハードルが高すぎる。考えるだけで息苦しくなる。
しばらく考えてから、ちょっと難しいや、と正直にいうと中間的な措置として「チームや部下の良い働きを周りに広め、頑張った人を承認してみたら?」と提案をもらう。うん、それならできそうだありがとう。
その他の宿題は以下↓
自分の実績を記録して上司に見せていくこと。あほくさいとか恥ずかしいとか考えずにやること。さもないと壮大な誤解は防げないということが今回わかったんでしょう?はい。
チームメンバーのGood jobを公の場とプライベートな場両方で承認する。わざとらしいと思われたら嫌だなとか考えない。Inner Critiqueは黙らせろ
傷ついたときは正直に伝え、意図を尋ねてみる。みっともないとか思って黙って悲しみを棚にしまわない。私にとっての真実を会話の中に持ち込み、嘘で会話をしない
昇格のサポートをしてもらわないといけない五人と面談を設定。しょーもな、と思ってもやる。ここでもやはりInner Critiqueに黙っていただく
コンクリートの隙間に花を咲かせる雑草のを絵にして机の前にはる
最後の雑草の花は、このコーチPとやりとりをするようになってから、私の自己イメージや価値観について描写していた時に出てきた表現。私は歩道の隅っこに生えている雑草で、小さなピンクの花を咲かせ風に揺れる。ほとんどの人は私の存在に気がつかないし、場合によって踏みつけて行ったりすることもあるが、そんなことは関係なく私は微笑み続ける。なぜならばお天気が良くて幸せだから。
これを最初に話題にした時は自己イメージがささやかすぎて恥ずかしいわ(もっと光り輝く太陽とか、山の頂点で吠える狼とか、なんかあるやろ)と思ったのだけど、Pは控えめな話が珍しいのか気に入ったみたいでワカメのそれは美しいと言ってくれるのがありがたい。私が大切にしたいのは、軽やかさ、開放感、遊び心、率直さ、親密さ。
周りがどうあろうと、惑わされずに微笑みを選べるようになれますように。
明日は雨、時間をかけてポテトサラダを作ろう。
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