エンビジョンのVIはどのようにしてつくられたのか
こんにちは!広報担当のさいきです。
2023年1月1日に「株式会社エンビジョン」に社名変更したことに伴い、会社のブランドコミュニケーションを刷新しました。今回の記事では、コーポレートロゴをはじめとするVIやコンセプトなどの制作プロセス、実際に制作したものをご紹介します。
「株式会社エンビジョン」がスタートした経緯
社名変更を伴うリスタートを決めたきっかけは、自分たちのクリエイティブの存在意義や価値を改めて考えたことでした。毎日何のために働くのか、自分たちにしかできないことってあるのだろうか、何のために毎日必死にクリエイティブと向き合っているんだろうか、という疑問から、「働くこと」「クリエイティブを仕事にすること」の意味を自分たちなりに問うてきました。
(その経緯は過去の記事に書いているので是非ご覧ください。)
クリエイティブプロジェクトのスタート
2022年7月に新社名が決定し、リスタートまでに残された期間は半年間。2名のクリエイティブメンバーと経営層とで、エンビジョンがやりたいことは何なのか、やらなければいけないことは何なのかをひたすら考え、ビジュアルに落とし込んでいきました。
まず行ったことは、経営層とクリエイティブチーム間で「エンビジョンの目指す姿」の共通認識を持つことでした。新社名に込めた思い、パーパスやミッションへの理解、これからどういうことをやっていきたいか、どんな会社にしていきたいか…
経営層だけでなくクリエイティブメンバーの思いや意見も聞きながら、エンビジョンの未来を一緒に考えるところからスタートしました。
エンビジョンの強みや良いところ、こういう組織になればいいなというイメージを言葉にし、各々思いつく限りマインドマップに書き出しました。
そして最終的に一致したのは、「多くの人を巻き込んで、社会を前向きに変えていく 遊び心のある組織にしたい」ということでした。
この共通認識をつくったことで、様々なクリエイティブへ落とし込みやすくなったと感じています。
制作プロセスとクリエイティブ
上記の認識をもとにロゴの制作に入りました。エンビジョンのワクワク感、より良くなっていく社会、無邪気、あそび心、上向き、Foooo!感を表現するために、たくさんの案を検討し、細部にわたる検証を何度も重ね、最終的にエンビジョンのロゴが完成しました。
そして、エンビジョンのブランドカラーについても議論しました。
エンビジョンの4color Values「ポジティブな未来を描き行動する」「多様性を活用し変化に繋げる」「未知に挑み価値を生み出す」「無邪気かつ着実に仕事をする」のそれぞれにキーカラーを割り当て、エンビジョンが思い描く未来をビジュアルで表現しました。
これらのバリューが一体となった世界観を表現したムービーが当社コーポレートサイトの背景を彩っています。4つ全てを実行し、「未来のためにできることをやる」というパーパスに繋げるという会社としての意志を表しています。
ブランド浸透について
社名ロゴが決定し、クリエイティブが固まり、いよいよリスタートも近づいてきたところで課題が出てきました。それは、経営層とメンバー層の間で新社名に込めた想いやパーパスへの理解の差があり、認識の共有がうまくいっていないことでした。そこで、メンバーへのパーパスやミッションの浸透を目的としたクレドの制作とワークショップを開催することで、改めてエンビジョンの想いを伝えるとともに、全員の認識の共有を行いました。
そのほか、封筒や企画書、井上からのオーダーでスマホの壁紙まで、エンビジョンの世界観と認識の統一のために様々なクリエイティブを制作しました。これらは、エンビジョンの考え方や世界観をビジュアルから感じ取ってもらい、メンバーへ浸透させていくためには必要なことでした。
最後に
VIを刷新するにあたってメンバーへの浸透は避けては通れませんし、浸透フェーズは半年や1年ではなかなか難しく、長期的戦略で進めるものです。軸となるパーパスや考え方をぶらさないこと、それをメンバー全員へ浸透させ、各々がその考え方に則った行動することで、一体となってより大きな動きができると考えています。
当社ではパーパスの策定やそれに伴う採用戦略についてのノウハウもございます。是非こちらからお問い合わせください。
●執筆:さいきまい
●エンビジョン公式X
https://twitter.com/envision_press
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