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東大・京大・医学部に受かる人の特徴

私は偏差値60台の高校に通っていたのですが、何故かどれだけ勉強してもテスト順位で勝てない人間が存在しました。

結局彼は、現役でしかも余裕で東大に進学して行ったのですが、それから時間が経ち、その当時の彼と自分の違いを言語化することができたのでそれを綴ってみようかなと思います。

東大・京大・医学部を目指しているが、今一歩何かが足りないという受験生やこれから目指そうと思っている方の参考になればと。


1. 常に目的意識を持つ

これが一番大事です。

先生にこれをやると成績が伸びると言われたものだけをやっている人間にはどこかで伸びに限界が訪れます。

…というのも、最初の基礎固めの段階は質を考えずとも量を増やせばなんとかなりますが、一定レベルを超えてくると、参考書内の情報量が多くなってくるため情報を自分で取捨選択する必要が生じてくるのです。

この際に目的意識がない人はどこに力を入れるべきかわからずに消化不良を起こしがちですが、過去問等を見てゴールを見据えている人間であれば、自分に必要なものが何なのか、その参考書を解けるようになった時に得ていたい力を見据えて勉強ができるので必然的に効率的な勉強に行き着きます。

ただ参考書だけを進める先生を例えるなら、
体調を崩して病院に行った時、たくさん薬を渡して
「どれか効くから!」「用法は教えないけど!」と言っているのと一緒です。

何故それが自分に必要か、その説明までしてくれた場合。そしてそれが納得いく場合であれば間違いなくやった方がいいでしょうが。

2. 志望校の過去問をベースに計画を立てる

これは1の目的意識を持つ、に通ずる面があります。
どのレベルの問題を解けるようになる必要があるのかを把握していなければ、行き当たりばったりで要らない参考書に手を出してしまうことになりがちです。

入試基礎レベルの問題集をひたすら回せば、過去問を見て何言っているのかわからないという状況は少し緩和してきます。

数学であれば、「理系プラチカ」のレベルまで上げた時点。
化学であれば、教科書傍用問題集を終わらせ、重要問題集に入る前。

に過去問を一度解いてみるといいでしょう。
とりあえず圧倒されますが、
何が足りないのか、これからどういった勉強をすればいいのかの方針が見えてくるはずです。よくわからない時は、同レベルの難関大に合格している先生に相談するのがベストでしょう。

その感覚をもとに勉強計画の叩き台を決めていきましょう。

8月までに入試基礎の問題集を完成させるのを前提に、9月からひたすら演習に入れる状態を目指すといいのではないでしょうか。

離散や脅威、難関医学部の場合はこれでは間に合わないかもしれませんが、京大理系程度であればこれで十分です。

3. 一定値を保つ

勉強量に波がありません。
彼らはモチベーションに左右されないのです。勉強時間が思うように取れない人、結構いると思いますが、圧倒的に目標設定が曖昧であることが多いです。

曖昧な目標に向かって走れるほど人間のメンタルは強靭ではありません。フルマラソンランナーでも40〜60kmくらい走ってと言われれば走らないでしょう。42.195kmだから一定値で走れるのです。

自覚なしにそういったふわふわした目標になっている人が少なくありません。
本番で各科目何点取りたいのか、それに向け次の冠模試でどの程度取ることを目標とするのかを具体的に決めておくのが何より先決です。

まとめ

現役ですっと合格するような「要領が良い人間」は、これらのことを無意識に行っている印象があります。これができずに一度落ちた人間がいいますが、その能力は意識次第で身につけることができます。

受験をきっかけに成長できれば、二兎を追わずとも二兎を得られたことになるでしょうし、頑張る価値はあるのではないかなと。

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