見出し画像

【危機感ある?】お尻に火が点いてきた【業界ニュース】

昼でも夜でもおはようございます!

エンタメ業界ではたらくサラリーマンです。

前回の更新は、その前の更新からかなり時間が空いてしまいましたが、
フォロワーの方々が結構読んでくださったようで、嬉しくなりました。
読んで頂いた方々、ありがとうございます。

エンタメ業界の方々は共感して頂けると思いますが、
最近は、忙しくなってきています。

1年前や1年半前のように、ライブエンタメが完全にストップするような
ことはなくなったから
ですね。

コロナ禍前に匹敵するほどの公演数が戻りつつある中で、
現場での感染対策や、オフィスでの補助金申請、関係各社との
精算処理などは、コロナ禍後の作業は2~3倍時間が
かかっています。

そして、観に来るお客様ならよくわかると思いますが、
まだまだ「出かけるのには抵抗があるなぁ」と感じる方や
「友達を誘うのは気が引けるから、自分だけで行こうかな」
といった心理が働きますよね。

つまり、動員数は減っているのが現状です。

伸ばすためには、これまでとは違ったプロモーションをしたり、
宣伝を増やしたりと、チケットを売るためにやるべきことも
増えています。

忙しくなっているので、全然更新できなかった言い訳をしてます。
スミマセン💦

そんな中、これまではずっと読書を中心としてインプットしていましたが、
忙しくて時間がなくなっていました。

そこで、前回記事でも書いた「Voicy」がすごく効率的で気に入っています。
要するにラジオみたいなものなのですが、発信しているパーソナリティが
すごく個人的な話や、個人的に興味のあることについて発信しているので、
内容の「濃い」話が聴けるのがイイんです。

これ自体もエンタメなんだよなぁと思いVoicyが熱い!という記事は
前回に書かせて頂いた通りです。


今回は、Voicyを聴いていてエンタメ業界に対する話が少しづつ
漏れ聞こえてくるので、業界の人たちにシェアしたいなと思ったので、
紹介させて頂きます。

そして、単に紹介するだけでなくて、その内容を簡単ですが要約しました。
結論から言うと「業界、ヤバいね」という危機感が高まってきていること。

ても、悲観的になる必要は全然なくて
「だったらこうしたらいいんじゃないの?」という解決策が
もう割と見えつつある
、ということについて
書いていきたいと思います。

この記事を読んでいただけたら、
業界ではたらく人には、具体的な行動の参考になると思いますし、
これから業界を目指す学生さんには、どんなことを勉強すればいいか
がわかると思います。

そして、業界ではない人にとっては、コラボするきっかけになり、
チャンスが来てますよ
、という話になると思います。

前置きが長くなりましたが、いきましょう!

Voicyが熱い!そこで気づいたことは…

そんなわけで、どんなVoicyが気になったのか?
紹介させて頂きます。
まずは、キングコングの西野亮廣さんのVoicyです。

西野亮廣さんのVoicy

言わずと知れたお笑い芸人(既に違うという話もありますが)さんです。
Voicyでもトップクラスのフォロワーがいます。

「えんとつ町のプペル」の作者でもあり、ご自身でエンタメをやっている
新時代のトップランナーの一人と言っていいでしょう。

この配信の中で語られていることを一言でまとめると、
「今の日本で新しいことを始めるのは、ほぼ無理ゲー」
ということです。

そうです。タイトルを書いただけです。ゴメンナサイ。

少しかいつまんでいきますと、日本人の多くは自分たちが
よくわからないものに対して、すぐアンチになる、ということです。

西野さんは、クラウドファンディングや、オンラインサロンを始めた
当初に詐欺呼ばわりや、怪しい宗教呼ばわりされてきた経験があります。

今となっては、こういったやり方は世の中に浸透していて、
当たり前のものとなりました。
あの時の批判は何だったの?という感じですよね。

その歴史があるにも関わらず、今から新しいことをやろうとしたら
また「NFT?ブロックチェーン?DAO?何それ?詐欺だ!」みたいな
感じになってしまいます(笑)

つくづく日本人は新しいもの、よく知らないものに対して、
排他的だから、日本から出る方がいいよね、という話です。

ちきりんさんのVoicy

つづいては、社会派ブロガーちきりんさんのVoicyです。
ブログは時々読ませて頂いてましたが、私も「そんじゃーね。」に
グッときていた一人でしたので、初めて放送で“生「そんじゃーね」”
聴けて感動しました。

この方は、ものすごく幅広いジャンルの世の中の出来事に対して
持論を展開されるのですが、所謂大衆とは違う「視点」からお話を
されるので、非常に面白いです。

でも、決して奇を衒っているのではなく、自分で調べたデータや
情報を元に、出来事の点だけで捉えるのではなく、そこに至る
流れや歴史、海外との対比などを踏まえて、自分で考えた結論として
話をされます。

ちきりんさんの話を聞くと「なるほど~」とも思う一方で
「自分ならこう考える」という、考えるきっかけになるのが
刺激的で、いっぱい聴いてしまうんですよね。

前置きが長くなりましたが、そんなちきりんさんが
「日本のエンタメもようやく本気出し始めた!?」という話を
されました。

NHKのある番組で、日本の大手芸能プロダクションが、中国に出ていく
挑戦をしているのを観て、思うことを話されているのですが、エンタメ
業界じゃない人からの視点でも、出る結論は同じなんだなぁ、と
思いました。

イケハヤさんのVoicy

これまた元(?)ブロガーさんですが、今はNFTの事業をやっていて
その情報を発信しています。

一見(一聴)すると、エンタメ業界と全然関係ないような
感じがしますけど、これからのエンタメ業界は、NFTとは
切っても切れない関係になります。

業界の多くの事業者が「手数料ビジネス」を営んでいますが、
暗号資産で対価を支払うようになると、このビジネスモデルは
縮小せざるを得なくなる、ということについて、よく考えなければ
いけないです。

これは自分もまだまだ勉強しないといけないので、
今後勉強して、ここでも発信していきますが、今回は
置いといて…。

イケハヤさんの主宰している「Ninja DAO」の中で、
「メタバース音楽ライブ」について言及されていました。

実際に実施した方がいらっしゃるのですが、この体験について

「本当のライブのようだった」
「本当のライブよりもコスパがいい」
「本当のライブより価値が高いのではないか」
「メタバース上でライブを企画するような事業が増えてもおかしくない」
「むしろ、そうした動きはDAO的」

といった発言です。
DAOとかはよくわからない人は、
一旦ここは無視して要するに
「これからのライブ配信は、平面の動画配信とは全く違う体験が
出来て、価値が高いものになる」
ということだけ感じてもらえればいいと思います。

そして、この発言もエンタメ業界の人のものではない、ということが
ポイント
だと思いました。

これからのエンタメ業界は日本の売り上げだけでは成立しない(かも)


ここからわかることがありますね。
それは、
「これからのエンタメ業界は日本の売り上げだけでは成立しない」

ということです。

つまり、西野さんの発言によれば、
「日本で新しいことをやろうとすれば叩かれる、つぶされる」
ちきりんさんが観た番組はそれを受けたものであるかのように
「殿様商売が出来たような大手芸能事務所が、ビッグマネーを求めて
真摯に、謙虚に中国市場に打って出ていることに、応援の気持ちがある」

そして、イケハヤさんの発言を聴けば
「バーチャル空間でライブをする人が出てきているが、
その体験には価値が出そうだ」

ということです。

簡単にまとめると、
既存のビジネスモデルのまま進むのはジリ貧。
新しい収益構造は、海外やバーチャルの中にある。

そう読み取れますね。
私も、1年半前から一貫してnoteで主張してきた通りです。

だったらどうすればいいの?具体的に取り組むべきこと

だったら、どうすればいいんだよ?
という話ですよね。
ジリ貧だったら何を、どうすればいいっていうんだ、ってことですよね。

やはりシンプルに海外に出ましょう、ということに尽きると思います。
これはやはり、海外で楽曲を、タレントを、アーティストを売り込もう、
ということです。特にアジアに対してです。

そして、海外でライブやコンサートもやりましょう。
具体的なやり方が書かれた書籍も出ており、過去にnoteでも
紹介させて頂きました。

今や日本がアジアでNo.1だった時代はとっくに終わっています。
最も成長した国は中国です。

市場の規模も全然違います。
やはり儲かる市場に打って出るのはビジネスとしては当然だと思います。

しかし、地政学的なリスクも非常に大きいため、
中国一国に軸足を置くのは危険なのは間違いありません。

であれば、韓国や台湾の市場を押さえながら、東南アジア市場として
タイ・マレーシア・フィリピン・シンガポール・インドネシアを
しっかり開拓していくことが必要だと思います。

ここには、日本企業も進出していますが、中国・韓国の大手メーカーも
しっかり進出しています。

これから成長していく国の中で、地盤を築いていくのには
時間と労力がかかります。

しかし、国が成長してくれば、必ずエンタテインメントが
求められる
ようになるのです。
それは歴史を見れば明らかです。
人は、パンのためにのみ生きるのではないのです。

これから経済が成長して豊かになっていく国をよく
調べておいて、そこに投資していくことが大事
です。

音楽業界人はビジネスの情報に疎いことに危機感を持ってきました。
直接、エンタメビジネスに関係ないように見えても、根本的に
平和で豊かな国でなければエンタメビジネスが成長できないことは
明らか
です。

流行り廃りはあっても、価値のあるエンタテインメントは
時代を超えて色褪せることはありません。

だから自信をもって海外に出ていくべきです。
そして、同時に新しく出てくる技術を活用する可能性についても
しっかりキャッチアップしていくことです。

先程のように、シンプルに海外に出る、という行動に加えて
ライブ配信や、メタバースライブ等の体験の価値をどう上げていくか
についての議論も、なされなければなりません。

これは、業界全体が一丸となって進めなければならないことです。
しかし、西野さん曰く、新しいことは今の日本ではできないので、
この記事を読んで思うことがある人は、何か一つでも行動しましょう。
私も頑張ります。

やっていく中で、小さくても実績を作っていくしかないです。

私も、新たな知識や情報をこちらで発信しながら、ちょっとでも
今までと違うことに取り組み、ビジネスを変えていきたいと思います。

これから業界に入ろうと思っている人は、以下の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。
今回書いたようなこと、どうやってビジネスにしていくかのヒントになれば
嬉しいです。

逆に、これらのスキルを持つ他業種の方はエンタメビジネスの中で
発揮できるチャンスがあります。

色んな意見が交換できると嬉しいです。
コメントも書いてもらえると、励みになります。

しばらく忙しい日々が続くので、更新が途絶えがちに
なるかもしれませんが、何とか頑張って刺激になる記事を
書き続けていきたいと思いますので、
これからもいいねや応援、コメントももらえると嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?