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ユーザーを理解する|ミヤラジ起業塾#9


ミヤラジ起業塾は毎週土曜日20時~FMプラプラにて放送中!

先週までのレクチャーでは自分のことを理解し、仮説の立て方を学んできました。今週、第9回はビジネスプランを整えていくためのステップについてお伝えします!

今回は第9回放送のダイジェストとアーカイブ音声を公開していきます!

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1. ユーザーの分類

ユーザーというのはいくつかに分類することができます。
そのユーザーとユーザーの間にある谷間のことを「キャズム」と言います。

まずは大まかにその分類と、約何%の人がそれに当たるのか、について説明します。

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<It mediaより引用>

*イノベーター(2.5%)
この人たちは、ほっといてもどんどん動いて積極的に新しいものを取り入れていく人たちのことを指します。たとえば新商品が発表されたとき、まだ発売されてないのに買おう!と決めているような人たちです。自ら発信をするので注目されやすいですが、とても数は少ないです。

*アーリ―アダプター(13.5%)
この人たちは色々探し、情報調べてから購入し、流行の先駆けの人たちです。イノベーターより慎重に購入を検討します。

*アーリーマジョリティー(34%)
この人たちはアーリーアダプターなど、周りの様子を見て、評判がいいと買う人たちです。

*レイトマジョリティー(34%)
周りが使い始めているから自分も買おう、と思って購入する人たちです。たとえば、LINEがないと連絡が取りにくいから使ってよ、など、使わないことによって不便が生じるがために使い始めるひともいます。

*ラガード(16%)
この人たちは自分たちのサービスには興味示さない人たちです。なので、この人たちは一度自分たちのお客さんとしての対象からは外れます。

この中のアーリーアダプターとアーリーマジョリティーの谷間、「キャズム」を掴めばどんどんユーザーが増え、サービスが伸びていく、と言われています。

アーリーアダプターは解決したい課題があり、現在何らかの代替手段を試していることが多いです。ここのニーズをしっかりと理解することが鍵になります。そのため、まずは潜在化しがちなアーリーアダプターの困りごとを掘り起こしましょう。この人たちが「これはよかった」と発信しすることによって少しずつマジョリティーにも広がり、ユーザーが増えていきます。
万人受けではなく、最初にターゲットを絞るのは大切なことです。

2. ユーザーを観察する

どの人がどの分類のユーザーであるかもちろん一目ではわかりません。そのために対象となる人の興味はなんだろう、と、観察が必要になってきます。その手段としてインタビューをして、行動履歴を取得していきます。ユーザー理解のための観察として、流行りや社会動態を見ることも鍵となることがあります。

まずは近いところから、自分の困りごと、また身近な人を観察し、悩みを見つけていきましょう。たとえ少し前に話題になった、プラスチックの環境問題を解決しようとしても、課題として大きすぎて、最初からビジネスを考えることは難しいです。なるべく自分の近くから、ということを心がけ、ユーザーの理解を深めていきましょう。

「顧客は発明するものではなく発見するもの」です。ユーザーのニーズを勝手に推測し、使ってくれるだろう、と、ユーザーを作り出すことはできません。まずは、自分のユーザーって誰なのだろうとしっかりと定義づけし、その人が困っていることを書き出してみましょう。

3. ビジネスモデルを構成する3つのD

ビジネスモデルを立てる上でまず頭に入れていておいてほしい3つのDがあります。それは「誰の・どんな課題を・どうやって解決しますか」です。この3つの質問に答えることがビジネスの軸となってきます。

今回の放送までで、自分、そしてユーザーと向き合い、どんな困りごとを、どんな手法で解決していくのかをそれぞれ個人個人で考えてきました。これを当てはめることでこの3つのDを答えることができると思います。どんな課題をというところがふわっとしていると事業を進めていくことが難しいことが多いです。

自分が考えているサービスはお金を払ってでも解決したい課題なのだろうか、としっかり検証を重ね、そこは困ってるよね、と、誰もがわかるよう課題を明確化していくことがビジネスモデルを組み立てる上で大切になってきます。

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▼第9回の放送はこちらからご視聴できます

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