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幸せな結婚に導いてくれる5つのステップ

こんにちは、結婚カウンセラーのあなゆきです。
結婚相談所「ENSOWA」を運営し、ご縁結びのお手伝いをライフワークにしています。

今日は、婚活を考えている皆さんに、最初に一歩としてやるべきことをお伝えします。
結論から言うと「自分にとって譲れない価値観を見つける」です。
自分のことをよく知り、大切なものを再確認する作業を先にしておくと、婚活がスムーズに進みやすいはずです。
でも、譲れないものを見つける、って意外と大変じゃないでしょうか?
知っているようで自分のことってわからないものです。

私は催眠療法士でもあり、心の深いところから自分の本心をみつけていくというセッションを長年提供しています。
その心理療法のテクニックも踏まえて、今回は、幸せな結婚に繋げるための「譲れない価値観」をどうやって見つけていったらいいか、お伝えしますね。

婚活しようかなと思うきっかけは

結婚したいと思うタイミングってどんな時でしょう?
年代や環境によってもさまざまですが、次のような時が多いようです。

  • 友達や兄妹が次々と結婚、出産をした時

  • 寂しさや孤独を感じた時

  • 子供が欲しくなった時

  • 自分が病気やケガで療養した時

  • 将来(老後)が心配になった時

きっかけはなんだったとしても、「独身でいることの心許なさ」を感じる時に結婚願望を強く感じる方が多いようです。

欠乏感から婚活をするのは危険

心許なさから結婚願望を抱く時って、今の現状に欠乏感を感じている場合もありそうです。

自分の中に足りないと感じる何かがあって、それさえ埋めることができたら、自分の人生がうまくいくような気がする、というような欠乏感。
 
あなたは抱えていないでしょうか?

たとえば、こんな思考の流れです。

  • 寂しさ、孤独感がある
    →結婚したら、このぽっかりとした感じ、埋められるんじゃないか?

  • いつまでも中途半端、半人前
    →結婚して、子供ができて親にならないと一人前とは言えないのでは?

  • 女性として自信が持てない
    →パートナーに愛され、妊娠、出産してこそ女性として生まれた価値が出るのでは?

  • 社会の中で弱者な気分
    →既婚者の方が社会的信用が高まるであろう

  • 自分は魅力がない、ダメな人
    →パートナーに選ばれた人として自信が出るはず

いわば、「今の自分が不十分である」というスタートラインから婚活を始めてしまうとしたら、ちょっと危険!

不十分なわたし、でいると、不十分な相手が引き寄せられてしまいますよ。

そうではなくて、結婚することで二人がもっと輝けるような、そんな最高のパートナーと出会っていきたいですよね?

それであれば、もっと自己肯定感高め&ワクワクの感情からスタートしたい。

だからこそ、婚活を始める前に、ぜひ先にしておいてほしいことがあるんです。

具体的な活動をする前にぜひやってほしいこと

婚活って会員様を見ていても、メンタル的に苦しくなる方が多いんです。
 
自分の市場価値を突きつけられることもあるし、選び選ばれ、断り断られを繰り返していくわけですから、疲れるのは当然。

どんどん、自分の気持ちがわからなくなったり、選択に悩んだり、すごく疲弊して苦しい婚活になります。結果、婚活が思った以上に長引くかもしれません。

そうならないために、まずやってほしいことは、自己理解です。

自己理解がちゃんとできている人は、婚活においてもあまり迷いが生じません。

自己理解の中でも、一番やってほしいのは、「どうしても譲れない価値観を見つけておく」ということです。
 
譲れない価値観を基本指針にして、婚活中の意思決定や行動の拠り所にしていくのです。

そうすると、無理に相手にあわせこむようなお付き合いもしませんし、自分を卑下してこじらせたりすることも減るはずです。

Step1: Future Vison

あなただけの譲れない価値観を見つけていくために、セルフワークをステップを踏んでやってみましょう。

まず、Step1
「Future Vison=理想の未来を思い描くこと」です。

理想の未来なんて言われたって、そんなたいそうなことはない。
普通に働いて、普通に結婚して、人並みの生活ができればいいんだからさ。
理想ばっかり高くしたって、そういう現実がやってくるわけじゃないし。
 
そう思われるかもしれません。

でも、まずは理想を高く!気分は上げて!
最高峰の自分を設定してみましょうよ。

何の遠慮も制限もいりません。

結婚生活に限定しなくてよいので、最高に幸せな未来をイメージしてみましょう。

思い浮かべるだけでワクワクしちゃうような日々が待っているとしたら、それはどんな未来でしょう?

未来のあなたが笑顔で、あなたらしく過ごしている時間ってどんな場所で何をしている時?
周りにはどんな人がいてほしい?
どんなところに住みたいの?
仕事も全力でやりたい? めっちゃ稼ぎたい?
それとも、ライフワークバランスが一番大事だから、仕事はそれなりに?
今の趣味はずっと続けたい?
休日はどうしていたい?
子供を授かったらどんな環境で、どんな風に子育てができたら最高?

そんな風に詳細に自分に対してインタビューしていきます。

常識とか世間体とかに囚われず、本当に自分がしたいこと、したくないこと、心から満足しそうな状態などを整理します。

これは相手にしてもらいたいこと、という依存的な態度ではなくて、相手のことも幸せにするぞ!という意気込みで書いてみてください。
 
「こうなったら、ほんとに満足」とワクワクしてくるような、Future Visonです。

出てきたものは、あなたの生の声で、他の人にはないオリジナルのニーズのはずです。
分かっているようで分かっていなかった、自分のニーズに気が付くかもしれません。

もちろん、この理想像は変わります。来年書いたら、違うものになっているかもしれませんが、一方、何年たっても変わらないであろう、譲れないものも見えてくると思うんです。

STEP2:譲れないものをキーワード化する

理想的な未来を思い描いていく中で、もっとも自分が譲れない、大切な価値観が見えてきたら、キーワード化してみます。

価値観を一言でまとめてみるのです。

たとえば、「子供の頃、両親の仲がよくなくて、いつも喧嘩ばかりしていて平和を感じることが少なかった。だから、家には穏やかさや平穏があることが何より大事。家に帰ってきたら、とにかく安らぎたい」
と考えるなら、キーワードは「穏やかさ」「平穏」になります。

「これからも仕事を思い切りやって、自己実現していきたいな。
結婚したってキャリアをあきらめたくない」
と考えるなら、キーワードは「自由」とか「自己実現」になります。

「友達の輪をどんどん広げていきたいな。結婚によって交流関係が縮こまってしまうのは寂しい」と考えるなら、キーワードは「オープン」とか「人との繋がり」になります。

あなたの真のニーズを表現するキーワードはなんでしょうか?

STEP3:キーワードを大事にできる結婚って?どんなお相手だったら叶いそうか?

あなたの中から上がってきたキーワード。
それは、結婚したとしても大切にしたいはずです。
 
であれば、結婚相手には、キーワードを尊重してくれたり、共有できる方がいいわけです。

前述の「穏やかさ」を求めているのであれば、温厚で協調性の高いパートナー、メンタルが安定していて滅多に声を荒げないようなパートナーがいいかもしれません。

「自己実現」を求めているのであれば、結婚しても自由に働くことを許容してくれるパートナーがいいでしょう。

「人との繋がり」を求めているのであれば、人を招いてホームパーティをしたり、人と会うことを一緒に楽しんでくれるとか、理解して自由にやらせてくれるパートナーがいいですよね。

そんな風に自分の理想(譲れないキーワード)を諦めなくてもいいパートナー像をイメージします。

STEP4:そのパートナーから選ばれるには?

そうやってイメージしたパートナー像が、婚活をするにあたって、狙っていきたいターゲットなんです。

パートナーのイメージもありありと想像してみてください。
外見、性格、仕事、趣味など、具体的に設定するとリアリティが増しますね。

そして、さらに想像してみてください。

このパートナーは、どんな異性に惹かれそうでしょうか?
どんな人を選ぶだろうか、って。

STEP5:ブランディングしてから活動開始!

ここまで出来たら、婚活におけるブランディングをどうしたらいいかが分かります。

このターゲティングに合わせて自分の魅せ方を工夫すればいいんです。

理想のパートナー像に好かれる、というゴールイメージをもって、ファッション、ヘアメイクも準備します。

おのずと、どこで婚活したら一番出会えそうかも見えてくるかもしれません。

相談所であれば、カウンセラーさんにも相談し、プロフィールの写真、文面もターゲットの方から好感度が高くなるように仕上げていきましょう。
申し込む際も自分のキーワードからずれないような相手を選ぶといいです。

これで、マッチング度がかなり高くなり、「望んでない相手を遠ざけ、望むお相手と会いやすくなる」ようになります。

また、活動中も自分の価値観を大事にして、キーワードをセンサーにしてお相手探しができるので、ブレにくくなるし、決断もしやすいと思います。

まとめ


今日お話ししたかったことは、「自己理解がしっかりできていないと、婚活はじめても難しいよ」ってことです。

最初からお相手にベクトルが向いていると、相手の条件ばかりに目がいってジャッジしてしまいます。

年収は高いほうがいいよね
身長は高いほうがいいよね
という風に。
 
自分を知り、本当に譲れない価値観をあぶりだすことができていると、「共に生きていける相手かどうか」が判断しやすくなります。

自分のことが分かっていないと、本当はこだわる必要がないかもしれないところにこだわったり、許容の幅が広げられずに、幸せの道が選択できなくなってしまいます。

私は、婚活のカウンセリングをするときには、今日のような自己理解を深める時間を多く持って、ご自身と向き合っていただくようにしています。

マインドセットに効果があると思うので、ぜひやってみてくださいね。

これを読んでくださった婚活中の方に、何かひとつでもヒントになることがあったら最高に嬉しいです。

では、これからも婚活のお力添えになる情報をお伝えしていきますね。

あなゆき


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