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3月地蔵会終了しました。光と白さと清らかさと。

今日はまた一段と暖かい日でした。
明日はもっとあったかいそうです。

今月の地蔵会も終了しました。
施餓鬼供養の施主さまには引き続きあと3日間
お勤めよろしくお願いいたします。

地蔵会祈願の施主さま、また無料祈願にご参加の皆さま、
今月もありがとうございました。
ご感想等いただけると嬉しいです!

と書いているのですが、最近ご感想があまり届かず…
精進します!

さて今日ですけども。
今日はお彼岸の最終日、ということで
なんとなくいつもよりも「ご供養」という雰囲気の強い気がする
おつとめだった気がします。

先日の弁天さまのご祈願の時と雰囲気がすごく似ていて、
お地蔵さまも白い衣をつけておられたのですよ。

白い衣のお地蔵さまというのはあまり見たことが
ないですけどもね。
なんとなく赤いイメージがあるのは、前掛けが赤いものが
多いからかもしれません。

そしてメッセージも同じです。
「自分の心を浄化する」。そのやり方は先日も書いた通り
心の機能を感情を使って全開にして使い切るということのようです。

同じ内容が2度、ということはおそらくとても
今はこれが大事ということ。

自分の心の持ちよう、自分の感情のありようというものに
自分が責任を持つ、ということを意識している人が
どのくらいいるのか、自分を振り返ってみても
それはあまり多くないのかもと思ったりします。

外側にあることに気持ちや感情や思いを
左右されているのだと思っていると
自分の責任を免れることはできますが、
それでは何かが起こったときにまた心が揺れることに
なります。

それが快適なものであればいいのですが
不快な場合はやはりそれを避ける方向に行くほうが
いいと思います。

心がむやみに動くことがなくなるということは
情緒や機微を感じず感情や感覚を押し殺したり
することとは違います。

情緒や機微や感情や感覚をできる限り感じていながらも
そのことに対してニュートラルな状態でいられること。
どのように動かされるか、動かされないかを自分で
選択して受け取ることができることなのではないかと思います。

白い色の衣のお地蔵さまは、そういった心の態度の無垢さ
を表しているのかもしれません。

世界にはネガティブなものだけではなく
ポジティブなものもたくさんあります。
そのポジティブなものを受け取って喜ぶ心、
こちらの方にフォーカスすることも必要です。

実は、お地蔵さまと一緒に白い衣の弁天さまの
お姿も見たような気がするのですが、
オペラ「ローエングリン」の白鳥の騎士みたいに
白鳥に乗っておられたのですよ。

確かに弁天さまと同体と言われるインドの女神
サラスヴァティの乗り物も白鳥なので、
まあありかなとは思うのですが。

それにしても強調される白。そして光に溢れていました。
さて、どういうことなのでしょうね?

ただ、お二方とも緩やかに前に進んでおられたので
何かが明るい方向に向かっているのかもしれませんね。

よくわからない時は意味をこじつけたりせず
ただ受け取って何が現れるか見る、というのも
一つの態度だったりしますよ。

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