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交響曲第2番、実は2度目です~演奏会の振り返りインタビュー、高石先生編~

先日は演奏会お疲れ様でした!!

チャイコフスキーの交響曲第2番、あまり演奏されることがない作品だと思うのですが、高石先生はこれまで取り組まれたことはございますか??


実は2回目です。前回は2007年に、富士高校の管弦学部の定期演奏会で指揮をしました。今回はお子さんが小さいからお休みしてるけど、SAKURAの若手の団員さんがコンミスをやったんです。
それ以外では無いですね。今回が最後だと思ってやりました。

久々の定期演奏会でしたが、なにか感想のようなものはございますか?


うーん、いつも皆には言ってるんだけど、演奏会が終わったあとは振り返らないタイプなのでコメントは無し!!

…コメントは無し!!


そう、無し!!

だけど、何もないというのもなんだかつまらないし、このところ、SAKURAのnoteは7月の演奏会の振り返りが続いてるようだから、次の演奏会(※)の選曲の意図、背景をちょっとだけ話すというのでどうかな?

ぜひお願いします!


※アンサンブルSAKURA第39回定期演奏会
日時:2023/3/19(日)昼公演
会場:浅草公会堂
指揮:高石治
曲目
カルメン組曲(ビゼー)
オーケストラストーリーズ組曲「となりのトトロ」(久石譲)
ほか

次回の演奏会の会場は浅草なんですね


そう。実は、浅草は日本にオペラが根付くきっかけになったと言ってもいい場所なんです。


大正時代頃「浅草オペラ」と呼ばれるものが大変流行ってました。

オペラと言っても、上野の東京文化会館や、初台の新国立劇場なんかで上演されてるような立派なものではありませんよ。

今みたいに、台詞にあわせて電光掲示板やスクリーンに台詞を映すような技術も無いですから、台詞も日本語でした。

西洋のオペラの演目で特に人気だったのがオッフェンバックの「天国と地獄」、ビゼーの「カルメン」だったそうです。

歌はもちろん、芝居あり、喋りあり、踊りあり、有名なカルメンの前奏曲なんかには「チャンチャラオカシヤ~」といった調子で歌詞をつけてみたり、とにかく観客を楽しませるためなら、なんでもOK。

当時日本一の繁華街とされてた浅草で、流行の最先端を行く、庶民が気軽に楽しめる娯楽でした。

関東大震災で劇場が倒壊して、そこから下火にはなってしまったものの、ゆくゆくは今日のような本格的なオペラをやる、という構想もあったそうです。

特にカルメンの組曲なんかは、浅草という土地で取り上げる意義のある曲目かと思っています。

カルメンにトトロ、なんだか今回は楽しい組み合わせのプログラムですね!

そうですね!

オーケストラって、よく「敷居が高い」なんて言われがちですが、今回はその敷居とやらを思いっきり取り払って、老若男女全ての方に、気軽に楽しんで頂きたいと思ってます。

浅草観光かねがね、ぜひお越しください。

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アンサンブルSAKURA第39回定期演奏会
日時:2023/3/19(日)昼公演
会場:浅草公会堂
指揮:高石治
曲目:
ビゼー/カルメン組曲
久石譲/オーケストラストーリーズ組曲「となりのトトロ」ほか

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