四谷大塚 学校別予習シリーズ「浅野中学」国語 算数 理科 社会（中学受験）
今回は、学校別予習シリーズ「浅野中学」という教材をご紹介します。この教材は、フリマサイトで手に入れることができます。浅野中学に特化した対策教材です。
サピックスで受験勉強に励んでいた三男が、新小学６年になる少し前のある時期、浅野中学に憧れを抱きました。結局、三男はそれ以前から思い描いていたある学校を熱望するに至り、第一志望として受験し、入学しました。しかし当時は、保護者としては、もし三男が浅野中を受験することになった場合を考慮して、入試傾向分析を行なうために、声の教育社の過去問集めに加えて、この教材を中古で購入しました。
この教材は、四谷大塚の特定の一校舎のみで開設される浅野中学特化の対策コースのテキストです。このテキストは、全４教科に対応しており、第１回から第１４回までの内容を扱っています。
三男はサピックスでお世話になっていましたが、彼が憧れを抱いた浅野中学校への対策について、他の塾についても情報を集めました。その結果、早稲田アカデミーのＮＮには浅野中コースがなく、サピックスでも浅野中に特化したＳＳはないことが分かりました。
一方で、僕自身、学校説明会や個別相談に何度か参加した経験から言えるのは、浅野中学校では「過去問にしっかりと取り組んでくるように」というアドバイスが強調されているということです。
浅野中学校を受験する場合に過去問対策が非常に重要だということは、まず同校の過去問を古いものも含めて集めることが有効な方法であると言えます。同時に、進学塾で浅野中学校に特化した学校別対策があれば有効であるに違いないという発想にも至ります。なってきます。
ということで、かなり希少価値が高く入手困難とされる教材を、浅野中学を受ける可能性を踏まえて、取り急ぎ入手して入試問題分析を行ったというわけです。
４教科全１４回ですので、重ねると10cm程度の厚さになります。内容上も、別途古い過去問も含め傾向分析した立場からみても、冠講座となるとしっかり問題分析をなさっているものと拝察されました。
御案内のとおり、浅野中学は２月３日、一回限りの試験の一発勝負。浅野中熱望者も、開成や聖光を含む偏差値上位校との併願者も入り混じった試験。レベルは高いですが、上位校併願者の辞退も念頭にかなりの合格者を出し、繰上げも相当数あり得るようです。学校別対策を欠かさないことが重要と言えると思います。
先にも言及しましたが、結局、わが子は別の中学を熱望するに至り、２月１日で合格。３日の浅野中学を受験することなく終了しましたが、当時、保護者として問題分析を加え、説明会での学校側の説明と照らし合わせるなどして準備を進めたことをよく覚えています。
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