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小説を書き始めました。

◆ご挨拶(初めましての方向け)

こんにちは。
さかなぎ諒と申します。
こちらに記事を書くのは初めてですが、どうぞよろしくお願いします。

さて、私は主に曲を作ったりする人間です。
20年以上前、インターネットが普及し始めた頃、音楽サイト「遠来未来」という個人サイトを立ち上げ、自分で作った音楽を、MIDIという形式で公開していました。
途中、結婚や出産などのため、10年程の音楽活動休止期間を経て、数年前から活動を再開しております。

音楽活動を再開した中で、新曲も制作しながら、私のライフワークとして、20年以上前に作成した音楽たちをリメイクするプロジェクトを現在行っています。
サイトには、200曲以上の過去作品がありますが、それを少しずつ、再編曲して音源化したり素材化したりしています。
楽曲は、YOUTUBEなどで公開、サイトでダウンロード出来たりしますので、もし聴いたことがないよ、という方は、お時間のある時にでも聴いて頂けると嬉しいです。

https://www.enraimirai.jp/

◆新企画「僕らシリーズ音源化計画」

先ほど語ったリメイクプロジェクトですが、最近リメイクをしてみようかな、と思って制作を始めた作品「僕らシリーズ」について、語りたいと思います。

・僕らシリーズとは…

20年ほど前、当サイト「遠来未来」にて、公開していた「僕らシリーズ」というバンド系歌ものの楽曲です。「そして僕らは」「ボクタチノサヨナラ」「ボクはキミの傍にいて」「鮮明残像-ボク達の幻-」等、MIDI形式で公開していた楽曲で、今まで全6曲公開しています。

・音源化計画とは…

先ほどご紹介した僕らシリーズという楽曲たちを題材にして、演奏しているという想定のバンドを具体化し、楽曲をひとつひとつ音源化しながら、曲、キャラクターに物語性を持たせて最終的にアルバム制作を目指す、という企画です。
高校生のバンド男子4人が紆余曲折しながら成長していく物語を描きます。

小説、音楽、イラストを組み合わせながら物語が進んでいく、という流れです。


・なぜ音源化しようと思ったのか

私が曲を作る時、脳内に仮想バンドが存在していて、そのバンドが演奏するイメージで作曲することがあります。
例えば、風シリーズという楽曲たちは、脳内に民族系仮想楽団が存在し彼らが演奏している、というイメージで曲を作ります。
「僕らシリーズ」を作成している当時は、
若い男の子たちがバンド組んでやってる、というイメージで作っていました。
あれから20年。最近音源を買いました。
Synthesizer V AIのRyoという仮想音声音源です。
男性の声で歌ってくれる音源なのですが、とてもいい声をしていて、ものすごく自然な表現をしてくれます。
これならば、あの曲たちを再現できるのではないか、そう思って試しに1曲リメイクしてみたんですね。
技術の進歩は凄いなあと思いました!

じゃあこの音源を使ってどんどんリメイクしていこうかな、と思っていたのですが、歌詞を書いているときに、
この人たちはどんな人たちで、
どんな想いを抱いて、どんな世界に生きているのか。

ということを考えてみたんです。
私が当時想像していた脳内仮想バンドを、アウトプットしていくうちに
段々とストーリーやキャラが生まれて行きました。

・公開形式について…

小説「そして僕らは。」として、1話ずつ公開して行きます。
物語の中で、主要なお話のところで、僕らシリーズの音源が彼らの楽曲として登場します。
音源化にあたっては、ギター、ベースなど生演奏を取り入れて、よりバンドらしさを表現していく予定です。
たまに新曲の描き下ろしBGMや、遠来未来の他の楽曲も登場します。
お話はFANBOX内で15話まで先行配信しております。近日、小説投稿サイトへ一般公開していきます。

・小説を書くにあたって

長年やっている音楽はまだしも、小説など初めて書くので、とても拙いかもしれませんが、何とか1曲目「そして僕らは」が物語の中で完成するまでの
お話は、とりあえず書き終えました。

書いてみて、なんというか……自分の楽曲について、自分の曲ではなく、物語の中のキャラクターが作ったという設定で書かないといけないので、表現がものすごく難しいです。
あくまでも客観的に書くことを意識していますが、どうしてもキャラが「曲をほめる」みたいなところがある時は、書くのが難しい。
皆さんが読まれるときには、私の曲だと思わないで、「こいつらが作ったんだ」と思いながら、読んで、聴いて頂けるといいのですが……。
あと、注意点として、作中少々表現がBL的なところがあります。
恋愛感情とかではないのですが、お互いの音楽を愛するが故にそうなってしまう、という感じなので、もし苦手な方がいらっしゃいましたらご注意下さい。

現在第二章を書いております。
音楽、小説、イラストを全部ひとりで、同時進行で作りながらやっておりますので、今後の進捗は分かりません。
この先も続けていけるかどうか、というのは、自分でも分かりません。ただ、私の中で、こいつらが今度どう生きていくのか、が自分で気になっているので、書けるだけ書いていきたいと思っております!

取り合えず、完成した第一章を、近日公開していきます。
続きが気になる、という方は是非、応援して頂けると嬉しいです。



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