○○すべきの思考クセが婚活を苦しくさせているかも、真面目できちんとにはデメリットとメリットがあるよというお話し
こんにちは。
Enppy.エンピィーの中の人 ジュンコです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
真面目で優しいいい人が婚活で苦戦する様子を、この仕事をしていて知りました。
「まじめで大人しく優しいいい子」は、子供の頃の私の代名詞でした。そんな私自身も、独身時代には恋愛がうまくいかず悩み、結婚したいと思っても結婚につながらず結婚相手を探してみてもうまくいかず、３０歳を目の前にして問題は相手ではないと気づき、自分自身が拗れていることを知り考え方と行動を変えたことで結婚相手と出会い、いまは結婚していてよかったと幸せをかみしめる日々です。
だから、結婚したい。と思う人は結婚してみて欲しいのです。してみなくちゃわからないことがたくさんあるからね。結婚した幸せそうな人に聞いてみたらいいですよ。
さて、今日のテーマは、○○すべきの思考クセが婚活を邪魔するぞ、というお話しです。
すべき思考は、婚活だけでなく日常のなかでも自分を苦しめます。大人しくていい子や長女長男の役割を果たしてきた人の多くは、無意識に自分以外の誰かにとってのいい人であり続けようとします。それは、自分だけでなく時には周囲にも求めるようになり、自分に厳しく人にも厳しくジャッジするようになります。聖人君主のような人格でなければ、認められない・愛されない・ダメだと思い込んでしまうからです。
私自身が、ずっとやってきたことだからわかるのですが、これって苦しいし苦しい割には愛されないしうまく愛せない自分に苦しみます。わたしは、小４の時にこう思いました、優しくていい子ってみんなは言うけど、そんなのほんとうの私じゃない。って。
婚活で結婚相手を探すときには、自分が思う理想像や好みのタイプにピッタリはまる相手が見つかるまで探し続けたり、何か一つ自分が思うようでないと生理的に無理と決めつけて排除しがちです。
また、お見合いや交際では、情報どおりマニュアル通りの反応や言動からズレると、頭では人柄が大切だからこんな人ならいいパートナーになりそうとわかっていても、この人はおかしい・ダメだと決めつけて拒絶したくなります。
本音と建て前、天使と悪魔のように自分の中の自分との葛藤が、婚活を苦しくさせてしまうのです。
ここまで書くと、結婚がどんどん遠ざかるように感じるかもしれませんが、痛いと感じたとしたら、気がついたということ気づけばすでに変化し始めているし改善する方法はあります。
本来の自分らしく自分を生きて欲しいなと思います。自分自身を理解して受け容れると、自分の中に自信が生まれ幸せだなと感じることが増えます。自分の中に自分の柱がしっかりとできるので、自分の軸で考え選択し自分自身人生の主役になれるのです。
わたしはこう思います。自分の力で倖せを感じて生きる人が、ふたりで生きていくからもっともっと人生は豊かになる。と。
では、どうすればいいか？
○○すべき。○○しなければならない。普通は・常識は○○だからしなければダメだ。○○でなければ幸せになれない。という思考は、思考の癖です。
緩める。
まあこれができたら苦労はしないのですが、これができないから悩んでいるわけで、いきなりこれまでの癖を捨てろ、というのは無理です。
その思考が全て悪いわけじゃありません。学校生活や社会生活の集団行動では、共通ルールや認識は必要とされているからです。どんなに自由な世界でも、暗黙の了解の域はありますものね。
だからといって、厳しすぎる規範を自分にも他人にも課していては結婚できたとしても結婚生活は難しくなります。全く違う人間同士しかも異性が共に暮らすことですから、互いを理解し合い受容する姿勢は必須です。
だからまずは、ちょっとだけマイルドにしてみませんか？という提案です。
婚活は良い機会です。
さまざまな価値観や環境の人たちと話す機会がたくさんあります。そのなかで、視野や世界を広げることになります。世の中には、さまざまな人がいてみなこれまで頑張って生きてきたこと、みな一生懸命いきているということ。
自分と違う思考行動をする人がいて、なんか違うと感じた時には、そういう考え方もあるんだな。そういう行動をする人なんだな。と事実をそのまま一旦受け止めてみる。理解できなくても、そういう人もいるんだな。でいいんですよ。
ムカっとした、イラっとした、嫌な気持ちになったとしても、深呼吸してただこう呟いてみるんです、心の中で「なるほど～、そういう考え方をするのか～」
これができるようになったら、逆の視点をもってみましょう。
○○しなければいけない。→○○しなくてもいい。なぜならば・・・。というように逆転して考えてみるの。○○しなければいけない。→自分はそう思うけれど本当にそうかな？お相手側の視点に立ったらどうかな？と考えてみる。
そして、いちばん大事なことは、「自分はどうか」自分と向合う視点。
○○しなければいけない。と相手にイラついている時は、自分に怒っている時でもあると私は思っています。
自分は、本当はどうしたいのだろう？
何に怒っているのだろう？
なぜこんなにイライラするのだろう？
自分に問いかけてみると、思ってもいない答えが返ってくることがあります。
わたしはこうでした。
もっと自由でいたい。自分が思うようにしてみたい。思ったことは何でもやってみたい。やってみなくちゃわからないのに。枠に閉じ込められるのは嫌！
わたしは、相手にではなく自分に怒りまくっていたのでした。ビックリです。大人しくて優しくていい人なんかじゃなくていいから、自分らしく生きたい！とずっとずっと思っていたのです。
いまでも、○○した方がいいのに、なんて思うことはありますよ。ニンゲンだもの。でも、以前のように重い鎖で自分を縛ることはなく、違いや違和感があると、相手の話をじっくり聞きたいもっと知りたいと思うようになりました。相手を尊重し自分も尊重される、そんな関係を大切にする人に囲まれています。
とりとめもない話になってしまいました。みんなが、少しでも苦しさから解放されて、よい出会いができますように願っています。
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