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先生は本と映画です。

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タイトルの通りです。本や映画という先生から感じたことを書いています。
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#思考

ショウペンハウエル先生と考える、有限の時間の中での本との付き合い方

ショウペンハウエル先生と考える、有限の時間の中での本との付き合い方

もしも、あなたが本を読むのが好きなのであれば、ぜひ一度手に取ってほしい本がある。
ショウペンハウエル先生の「読書について」だ。この本は、「思索」「著作と文体」「読書について」の3つの章からなり、全編通して本を主軸に話が進む。

初めて「読書について」を読んだとき、僕は本当の意味での読書がこれっぽちもできてなかったのだと、身にしみて感じた。

「読書について」を読んで、僕が感じた本との付き合い方につ

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僕は君のことがわからない。だから、頑張ろうと思う。

僕は君のことがわからない。だから、頑張ろうと思う。

政治ってものがよくわからなかった。

教科書に書かれている歴代の総理大臣の名前や選挙制度、憲法の条文、テレビで映される踏ん反り返ったり突っ伏して寝ている政治家、住民にとっては騒音以外の何者でもない近所を大音量で走り回る選挙車。

政治という言葉から連想されるのは、そんなもんだった。
現代の若者としてあるまじきかもしれないが、選挙にもほとんど興味が無かった。投票には行くけど、政治家たちにはほとんど期

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