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同人誌即売会(コミティア)での2回目のサークル参加を振り返る

9月3日にビックサイトで開催されたコミティア145で、2回目のサークル参加をしてきました。
スペースにお越しいただいた方、本当にありがとうございました!

今回は前回の振り返り記事と比較しつつ、そこからどう改善したかをメインに書いていこうと思います。
便利だった搬入方法や、頒布物が目立つスペースレイアウトにする方法を自分なりに考えてみたので、良かったら参考にしてくださいね。


前回からの改善①:事前準備

前回も今回同様に2人がかりで作業したのにも関わらず、設営に1時間半もかけてしまったので、今回は展示物の準備はもちろん、運搬方法まで徹底的に見直しをすることにしました。

搬入方法の見直し

前回はキャリーケースで搬入をしたのですが、今回はキャリーカート+コンテナ×2で搬入する方法を試してみました。

こんな感じ

個人的にこの判断は正解で、良い点がかなりありました。

  • キャリーケースのように荷物を取り出す際に広いスペースを必要としない

  • 全て机の下に収納可能

  • コンテナの上を荷物置きにできる(蓋ができるものを購入)

  • 帰宅後はコンテナをそのまま保管できるため荷解き不要で、カートは玄関や車に収納すれば良いのでタイヤを拭いたりなどのお手入れも無しで済む

欠点としては、

  • 持ち方によっては荷物のバランスを崩すため、階段を使えない

  • 私が購入したキャリーカートは小回りが利くタイプでなかったため、押し方に若干コツがいる

  • 荷物量の割に見た目がゴツい

でしょうか。欠点については商品の選択次第で改善できるかなと思います。

敷き布の見直し

こちらの記事を参考に、スペースの幅90cmぴったりの敷き布を準備して臨みました。もう当日の楽さについては言うまでもないですね。

こんな感じで大きく2点の見直しをしたことで、今回は30分くらいで設営が完了しました。慣れもあったのかもしれないけど、事前準備でこんなに変わるんだなあ…

前回からの改善②:設営方法

左が前回で右が今回のスペースレイアウトになります。
うん、かなり良くなった👍  雑多な印象が減り、中心に置いた漫画と設定集が目立つようになりました。

改善した点はいくつかありますが、主に3つ。

配置方法を変えた

メインの漫画が平置きだと、角度的に歩いている人から見えにくいという意見を見たので、そちらを参考に本を立て掛けて展示するようにしました。
また、前回の記事にも記載した目線の流れを意識して、どこにあるか迷いがちなお品書きの情報を机の左に配置し、中心にメインとなる漫画を置くレイアウトに変更しました。

視線誘導については『Zの法則』『Fの法則』などが有名ですが、今回のようなイベントの場合にもその法則を当てはめて、一番最初に目線がゆく右側(特に右上)に一番見て欲しい情報を置くと、効果的なディスプレイができるかなと。

前回の記事から引用。あくまで予測です。

頒布物以外の色のバランスを考えた

前回は見て欲しい部分に蛍光イエローを使用することで、目立たせることに成功したかも!と思っていたのですが、改めて見直してみると、蛍光イエロー多用しすぎていて目が散ってしまうなと…
なので今回は、頒布物と再利用したポスター以外をダークカラー89%+白10%+赤1%(1番目立たせたい情報のみ)くらいの比率で絞るようにしました。
ダークカラーの比率を高くしたのは、自分の配布物が明るい色のものばかりなので、それらの輪郭をより強調させて目立たせるためという意図があります。また、頒布した漫画の物語内でうっすら表現している無機質さやダークな面をスペースから感じさせたかった…というのもありますが、伝わっているかは謎です。

展示用品を使用した

これはマジでおすすめなのですが、作りのしっかりした展示用品使うと、見栄えが全然違う
今回使ったものは売り子さんから借りたもので、下に貼った商品のようなアクリル製のものだったのですが、コピー用紙挟んだだけでもきっちり感が出てびっくりしました。

その他自分で用意したフォトスタンドや硬質カードケースもアクリル製のもので揃えてきっちり感を統一しました。
ただ、このきっちり感は全ての作品に合うものではないと思っていて、例えばゴミ部屋を舞台にした話だったらくしゃくしゃレシートの裏に値段を書いてもいいと思います。
その辺りも作品と絡めてスペースを演出すると、そのサークル`らしさ`が出るのかなと。

次回の課題

今回もありがたいことに漫画と設定集は完売し、設営スピードも質も改善して概ね満足のゆくものだったのですが、さらに改善ができそうなポイントがあったのでまとめます。

どの本が試し読み用なのか迷う方多数

立て掛けて展示した本が試し読み用の本だったのですが、平積みした方を試し読み本だと思ってしまう方が多数いました。
迷わせるくらいなら、もういっそのこと試し読み本だけ展示するのもアリなのかな〜と考え中です。(実際にそのようなスタイルのサークルさんも沢山いたので)
あと話がズレますが、試し読みいただいている時って、私は一体何をしているのが正解なのでしょうか。

本と比べると新作グッズの売れ行きが…

これはコミティアというイベントの性質上、本が注目されがちなのか、それとも単純にイマイチなグッズだったからか…
前回机の右側に置いて忘れ去られがちだった名刺が、今回は左側に置いたことで気付いてもらえる確率が実感として高かったことから、グッズの配置に問題があった可能性も。

もっとオリジナリティのあるスペースにしたい

他のサークルさんを見ていると、なんというかそれぞれの作家性を感じるんですよね…使っている色味とか、雰囲気とか。
自分のオリジナルロボのフィギュアを置いている方もいたので、例えばキャラクター型に切ったPOPとかをドーンと置くと、少しは雰囲気出しに貢献できるかもしれません。

新刊!!!!を出す!!!

2回目の参加なのに新刊目的で来てくださる方がいるなんて私は本当に幸せ者です…
次回参加する際は新刊出せるように頑張ります!
ってあれ…次のコミティア146に私は参加できる….のか….?

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます!

最後に告知ですが、9月中に設定集のデータ販売を予定しております。
好評いただいていたのにほんの小部数しか販売できなかったので…
漫画とグッズの販売は考え中ですが、もし欲しい方がいらっしゃったらとっても嬉しいのでご連絡いただければと思います。

あと購入いただいた方の漫画と設定集の感想もお待ちしてます〜!
ここが読みにくい、わかりにくいみたいな部分も含めて送っていただければ泣いて喜びます。
※返信がない場合は見逃している可能性が高いのでご一報ください。

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