＃40　新たな一歩

みなさまいかがお過ごしでしょうか。エノキです。

ここの所更新が滞っておりましたが生きております。
先日、無事に大学を卒業することができました。
卒業式に出席し、学位を授与され、家を引き払い、ちょっと観光して、北の大地を旅立ちました。
これにより「北の大地に住む女学生」と名乗れなくなりました。悲しきかな。（プロフィール変えなきゃ！）

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さて、大学を卒業した私は、ほんの少しの希望と大きすぎる不安を抱えたまま、明日から社会を構成する一員となります。
新社会人のフレッシュさなど微塵もありません。もうすでに腐敗しています。

なぜそうなってしまったのか。それは3月に入ってから唐突に「内定ブルー」に襲われたからです。
それまでは、社会人になることに対して前向きな気持ちで入社準備を進めていました。しかし、忘れもしない2022年2月28日、予兆なしに突然就職に対する漠然とした不安が湧きおこりました。
大学からの帰り道、突如不安に襲われ、涙が溢れてきて、嗚咽が止まらなくなり、泣きながら父親に電話し、「内定を辞退したい」と口走りました。その後も、連日親やカウンセラーや心療内科の先生、周りのありとあらゆる大人に就職に対する不安な気持ちをぶちまけていました。
通算すると2週間くらいでしたが、この期間は本当に自分でも訳が分からないくらい苦しくて、生きてるんだか死んでるんだか分からないようなメンタルで過ごしていました。ご飯も喉を通らないし、朝日を浴びるのも怖かったです。テレビを見ても楽しくないし、SNSを見ても楽しくない。笑えないし笑わない。そんな日々が続きました。

それでも3月の半ばには卒業式がやってきて友人や先生とお別れをしました。
そのまま契約を更新していないアパートに住み続けるわけにもいかないので引き払い実家に戻ってきました。
実家に戻ってからは重い腰を上げて、日々入社準備を進めました。

こうしてなんとかまともに生きられるまでには戻りましたが、「内定ブルー」から抜け出せたかは分かりません。
ただ日々、やるべきことがあって、それに追われているから忘れた風になっているだけの可能性が高いです。
それでも、内定辞退という選択はせず、入社する決意は固めのプリンほどの硬さには固めることができました。

嫌でもあと数時間で4月1日はやってきて、「学生」という自由な身分から「社会人」という責任ある立場になります。
本当に不安で不安で不安で不安で不安でどうしようもないですが、もう後戻りはできません。私にできることは、ただ目の前にある道を歩いていくだけです。
とりあえず体力面も精神面も健康第一で生きていこうと思います。

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4月からのnoteの更新をどうしていくかはまだ考え中です。
続けたい気持ちは強いのですが、会社に身バレしたらまずいので、もしかしたら辞めるかもしれません。
しかしながら、記事の内容は仕事とは全然関係ないプライベートなことだけにしようと考えているので、引き続きこのアカウントを使う、もしくは別途アカウントを立ちあげて更新を続けるかもしれません。
もし続ける決意をしたら4月中に最低1回は更新します！

とりあえず、私の青春の日々は一旦ここで終わり。
とてもとても楽しかった。本当に楽しかった。
多くの人、モノ、コトとの出会いや思い出が今後の私を力強く支えてくれるでしょう。

とはいえ正直まだ足りなかったような。
もっとやれたことがあったかなという気がしないでもないですね。
今後の人生ではこういった後悔がないように生きていかねばと思わされます。

さて、こんな生温い思いを抱えたまま、私は新たな一歩を踏み出します。
きっと明日、私と同じく新たな一歩を踏み出す人は多いはずですね。
あなたにも、私にも、幸多からんことを祈ります。
では。