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自分の才能、言語化してみた。『ストレングス・ファインダー2.0』

皆さん、こんばんは。はじめてのセールスオペレーションズです。
今日は3月31日。私は長かったニート生活 a.k.a. 有給消化期間も今日で終わり、いよいよ明日から転職先で自分の社会人人生のChapter2が始まります。大学入学前に感じていたあの高揚感と似ていて、おお、新しい人と価値観との出会いが目前に広がっているぞ、何か変わろうとしているぞ、と内心騒がしいです。ムネムネ。

さて、課されていた課題図書の最後4冊目は『さあ、才能に目覚めよう。ストレングス・ファインダー2.0/トム・ラス著』です。ニート生活の末日なのに本が読めていなくて、小学生の夏休みの読書感想文が終わっていなくて泣いた夜を思い出した。トラウマ。

長いProcrastinationを経て、ようやく重い腰をあげて、読み始めたのもつかの間、拍子抜けしてしまいました。というのも、この書籍、自分のストレングス(才能)をファインド(見つける)することを主旨としており、ほとんどが34個に大別された各才能の解説に終始しているからです。イメージとしては、占い本みたいに、自分と関係が薄いページの解説がほとんどみたいな感じ。

とかく弱みを克服することに注力しがちな世の中で、自分の才能に自覚的になって、それらを磨き、強みとして活かす方が良いというのが、著者の主張です。たしかに、自分のこれまでを振り返ってみれば、例えば、人前に立つことやら原稿なしで話すことやら「何かを克服すること」に、随分と時間を費やしてきたなぁ。人生という広い尺度で考えれば、克服も醍醐味だなと思うけど、職業に限って考えれば、たしかに強みを活かす方が会社にとっても、自分のお賃金にとっても、お互い良いわな、、。

と思いつつ、巻末に同封されたウェブテストへのアクセスURLを開き、一回限りのパスワードを打ち込みます。35分のテストを終えて浮かび上がってきた自分の才能TOP5は、以下のとおりでした。

1.運命思考
「運命思考」の資質が高い人は、あらゆる人や物事は互いに結 び付いていると考えています。この世に偶然というものはほと んど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの意味が存在す ると確信しています。

2.回復志向
「回復志向」の資質が高い人は、問題を解決するのが大好きで す。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに 長けています。

3.社交性
「社交性」の資質が高い人は、知らない人と出会い、惹きつけ 味方につけることが大好きです。見知らぬ人と打ち解けて親し くなることから満足感を得ます。

4.個別化
「個別化」の資質が高い人は、一人ひとりが持つユニークな個 性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

5.調和性
「調和性」の資質が高い人は、意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。

この結果を受けて、内省してみましたぞ。

たしかに自分は他者と関わること、そして、他者のユニークな個性を知ること、自分と照らし合わせることが好きだなと思います。私の根底には、人はそれぞれ違うけど、共通点も多いじゃん、という考えがあります。他方で、嫌いなことはケンカです。違いに目を向けてお互いにいがみ合うんじゃなくて、同じことを見つけて分かち合おうよと思って、ついつい調和を図る/問題を解決したくなりがちです。

ここまで書いてて思ったけど、もしかしたらセールスオペレーションズって天職かも?転職であり天職?なぜなら、セールスオペレーションズの仕事は他部署と連携してなんぼだからです。

「強み」がダイヤモンドだとすれば、「才能」は原石だと本に書いてありました。自分の才能を活かせる領域で玉を磨いて、強みとして光らせたいな、と勇気づけられた読書体験でした。

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