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インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題を語ります。組織に属しない「インディペン…
このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理…
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#研究公正

病理医が悩む「今すぐ写真撮って!」問題を研究公正から考える

 「病理の写真を撮ってください。なるべく早く」  ああ、そういうシーズンだなあ。秋は、と…

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アカデミック・ドッペルゲンガーの恐怖

 ネイチャー誌の投書欄に、驚くべき体験談が掲載されていた。  その投書はこれだ。  以前…

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不正がなくならない理由

 世の中不正が蔓延っている。  自動車会社の検査不正、政治家の裏金、そして研究不正。  …

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研究公正、最近の動向

 最近、STAP細胞10年ということもあり、メディアからの取材等が増えている。  研究公正の動…

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正直者が馬鹿を見ない研究環境を目指して

 ご存知というかなんというか、10年前から私はある種の「研究不正ウオッチャー」になっている…

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STAP細胞事件10年〜我々は何を学んだのか

 1月29日。今日はあれから10年の日だ。  上記の記事は、2014年1月29日21時に公開された。 …

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外からみた研究不正大国ニッポン

 日本といえば、これが日本だと一目で分かるアイコンがある。  富士山、着物、芸者、ちょんまげ…。  そして浮世絵だ。  北斎の浮世絵は世界でも知られている。  とくに、富嶽三十六景 神奈川沖浪裏は、これぞ日本という感じだ。  波と翻弄される舟の躍動感。遠景の富士山との対比、立体感。「ベロ藍」の濃さ、美しさ。美術に造詣が深くない私としても、引き込まれるような魅力がある。  そんな神奈川沖浪裏を見れば、ザッツニッポン、と分かるわけだ。  ところが…。  この絵をモ

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上司の責任

 不祥事があると、会社のトップが謝る光景がそこかしこでみられる。  今の大きな話題は、イ…

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罪と罰と安全と健全

 今日本の政界は、何度目かの疑獄のなかにある。  パーティ券のキックバック問題だ。  現…

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研究グレーはどこにでも

 研究公正(リサーチインテグリティ)に関する講演で全国の大学や研究機関を行脚している。  …

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自浄作用の幻想

 最近編著本の新刊が出た。  研究不正に至らないさまざまな行為への注意喚起をする本となっ…

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余人をもって替えがたい

 ちょっと古い話で恐縮だが、アメリカのケネディ大統領が女癖が悪いことは、取材する記者たち…

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