罪と罰と安全と健全
今日本の政界は、何度目かの疑獄のなかにある。
パーティ券のキックバック問題だ。
現在進行形なので深くは触れないが、自民党内部からも批判が沸き起こっているようだ。
収支報告書に載せない金を作り出したシステム。政治とカネの問題がまたまた噴き出した。
こうした政治とカネの問題に対して擁護する声もあるようだ。多少お金にだらしなくても、よい政治をしてくれれば問題ないではないか。
しかしさすがに劣勢のようだ。
国民の金には厳しい政治家が、自分たちの金の使い方はザルというのは納得いかないのは当然だろう。
そして、政治家には緩く、甘く、庶民には厳しい処罰では、モラルハザードが起きるのではないか。
さて、本題に移ろう。
いま政治家本人が「たかだか数千万のカネ、大したことないじゃないか。大目に見てよ」などと言ったら、選挙は落選、政治生命は絶たれるだろう。
ところが、政治家を何かに置き換えて、同じことを言う人たちがいる。
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