出会いが舞いこむ余白

最近また、夜中や明け方に息子が目を覚ますようになった。朝、びみょ〜〜に眠い。今日は曇りがちだったのもあってか、やる気が出ずに午前中はぼーっと過ごした。

午後、さすがに活動しようと思い外へ出る。行き先は決めていない。ふらふら〜っと歩く。

よく通る道からちょっと脇に進むだけで、知らない世界に出会う。あれ、こんな店あったっけ。ガラス扉の向こうによく知っている顔。

足繁く通っているビストロのお姉さんが、週末はお惣菜屋さんで働いているんだそう。

料理家の方が撮影等の入っていない日に開けているお店で、おしゃれな惣菜が並んでいる。ミートローフと、緑野菜のアンチョビ和えを購入。

思いがけず食べ物を買ってしまったので、とりあえず家に置きに帰るか、と引きかえす。息子は眠ってしまった。よし、デザートを買って、のんびりティータイムにしよう。

コンビニへ向かっていたら、その手前に気になる佇まいのお店。イベントスペースのようなところで、月曜と金曜はカフェもやっているらしい。コンビニ行きを取りやめ、カフェでコーヒーを飲むことにする。

私以外にお客さんはいない。ぽつりぽつりと店員さんとのお喋りを始めたら、あっという間に盛り上がってしまった。地域のママや子どもたちが気軽に立ち寄れる場所にしていきたいのだそう。来週また行くことにした。

気だるいなぁと思っていたけれど、予定を決めずに歩いてみたら良い出会いがいっぱいの日になった。

目的を決めすぎないで、偶然の出会いを受け入れる余白を持つのも大事だな、と思った。