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かつてのマスク依存症=コロナ禍の日常

マスク依存症なる言葉が誕生して5年は経とうか。
時がたちコロナ禍の時代に突入。
帽子を深めに被り、サングラスをし、マスクをして、シールドをし、白手袋までしてる人が商店街に溢れている。
やや極端なマスク依存症または潔癖症と同レベルの人が急増し、新時代。

渋谷のツタヤにいったら、韓流か何かのボード展示があり。そこで完全武装で年齢不詳の女性軍が、グラサンマスクをしたままパネルの前で自撮りをしてるのを見かけて、自粛後の解放感を少し感じ、癒された。

自分の職場には、一緒に仕事をして数年経過すれど1度もマスクを外したことのない男と女が各1名づついる。別にその人たちの顔をどうしてもみたいというわけではないけど、唐突に「おはようございます」と会社から少し離れた場所で話しかけられても、入館証をみないと誰かわからず。一方的に顔を覚えられてこっちは顔すら認識しようがないことに、ちょっとしたむずむずを感じたりしていた。
そして現在、職場でも全員がマスク。
マスク依存症の方々には、やっと「生きやすい」時代が到来。

ひと昔前は、コンビニのレジの前に
「フルフェイスのヘルメットをかぶったままの入店はお断り」
とよく張り紙があった。防犯のために、フルフェイスのヘルメットで顔を隠した入店しないでくださいという意味。今は最低でもマスクはみんなしてるから、帽子を深めにかぶれば顔は隠し放題。
あの頃が懐かしい。

去年、ゲイの花見の飲み会に行った時、一人ものすごく毛羽立った使い捨てマスクしてる人がいて、多分洗濯して10回以上は使ってるんだろうな、って年季の入り具合だった。「使い捨てマスク五十枚500円なのに、なんでここまで使い込んでんだろ。やけに毛羽立ってんな!」と気になってしまったのをふと思い出した。
まさかその1年後の2020年3月、自分が使い捨てマスクを手洗い洗濯して使う羽目になろうとは。

おまけの余談。
ついさっき、自分の知り合いがこんなどうでもいい会話してた。
知人A「なんで鼻出して口だけマスクしてんの?」
知人B「飛沫防止になるからいいでしょうが。」
知人A「ってか、マスク越しにも感じるんだけど、、、二日酔いでしょ。」
知人B「どーいう意味よ。ところで、マスクってデートの時はする?」
知人A「2人だけの時ぐらいは顔見たいし。極端すぎると無理。それより口臭がきついおとこが無理。あんたのことじゃないから。あんたはただの二日酔い。」
知人B「・・・あっそう。無理っていうなら、私は会話で『まるっと』って表現を使う男が生理的に無理。その言葉聞いただけで即冷める。その資料まるっとまとめといて。とか意味わかんね〜。なんだよ『まるっと』って。10年前とか聞いたこともないし。」
知人A「私全然気になんない。『まるっと』の何がダメなの。むしろ私使うし。」
知人B「お互いどうでもいところでイラっとしてんのね。『まるっと』をやたら使う男って、会話の内容を確認するときに「そういうこと?」もよく使うからもっとイライラする。」
知人A「え?『そういうこと?』ってどういう状況で使用するっけ?」
知人B「だから、よくわからないことを説明してもらって、やっとわかったとするじゃん。そういう状況だったり。そういう状況でなかったりで。乱用。」
知人A「そういうこと???」
知人B「・・・。ま、どうでもいいですよ〜。」

という、どうでもいい会話でした。
以上。

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