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12.ヤン・ジェミン選手加入から考えるB.Leagueの可能性(B)

どうも、世間から少し遅れてNizi Projectにはまっている(B)です。

前回の記事をきっかけに、連携するTwitterのフォロワーが増えて嬉しかったです。この記事を読んでくださっているみなさんも、ぜひフォローをお願い致します。

冒頭で触れたNizi Project、面白かったですね!私がはまったのは最終メンバーが決まってからだったのですが、それから2週間弱で全編見終えました。JYPさんの的確なfeedbackとそれに必死で応えようとする参加者たちの姿勢。これはどんな組織にも当てはまる理想的な関係性なのかな、なんて思ったりしました。もちろん、バスケチームにも。伸ばす力があるコーチと伸びる力がある選手が集まったチーム。そんなチーム作りが理想的ですよね。

JYPは韓国の大手芸能事務所ですが、B.Leagueにも韓国関連のニュースが飛び込んできました。韓国バスケ界のホープであるヤン・ジェミン選手の信州ブレイブウォリアーズ加入です。昨年までアメリカでNCAAへの加入を目指していたとのことですが、コロナが障壁となりB.Leagueへの加入に切り替えたようです。

氏名:Jae Min YANG
生年月日:1999/6/22(21歳)
身長/体重:201cm/93kg
出身国:KOREA

本日Yahoo NEWSにヤン選手へのインタビュー記事が掲載されていましたが、とても面白かったです。このインタビュー記事でのヤン選手の発言から、2点ほどピックアップして考察しようと思います。


①B.LeagueからNBA挑戦というロールモデルとなった馬場選手の存在

記事の中で馬場選手がBリーグからGリーグのテキサス・レジェンズに挑戦したことについて言及したヤン選手。海外の選手からみて、NBAやユーロ・リーグへの挑戦のステップにBリーグがなりうる存在と認識されたということは、日本バスケ界にとっての大きなステップ・アップであると感じました。アジアの有力選手がNBAへの挑戦という夢をかなえるためにBリーグに加入するという流れができれば、Bリーグ自体のレベルもさらに上がり、ファンの楽しみも増えそうですね。


②語学力の重要性

ヤン選手は英語が堪能な選手であり、信州は英語を話せることを確認したうえで獲得に踏み切ったようです(上記の記事によると)。バスケは非常にコミュニケーションが必要なスポーツです。それゆえ、活躍するためには言葉が通じるということが重要なファクターです。と、考えると海外で活躍するためには英語が堪能であることはかなり有利に働くと考えます。また、Bリーグにおいても、バイリンガルの選手やコーチの需要は今後どんどん上がっていくのではないでしょうか。


③アジアでのB.Leagueのプレゼンスの向上

ヤン選手がNCAA加入を断念した際、BリーグのほかにオーストラリアNBLへの加入を検討したと記事で触れられていました。これは、三遠に加入したラベナ選手が検討していたとされる選択肢と一緒です。アジアの有力な若手選手が海外でのプレーを検討する際、NBLと並んで候補に挙がるということはBリーグのプレゼンスが上がってきている証拠であると考えます。原因は分かりませんが、馬場選手のようなアメリカ挑戦のロールモデルが存在することのほかに、給与水準も要因なのではないかと推測します。Bリーグの給与水準は実は他のアジアのプロバスケットボールリーグと比べて高いです。先日、三遠との契約が発表されたラベナ選手の年棒が8万-10万USD程度であると噂されています(Twitterソース)。これに対して、フィリピンのトップリーグの給与が最高で90万円/月です(5chソース)。この数字を参考にすると、ラベナ選手はルーキーイヤーからフィリピンリーグでもらえる最高クラスの月収をBリーグでプレーすることにより得られることになります。韓国KBLはBリーグと同じか少し高いくらいの給与水準かと思いますが、若い有望選手にとって、Bリーグが稼げるリーグになってきているということもいい兆候ですね。

ヤン選手がBリーグで活躍することで、アジアの有力選手がどんどんBリーグに集まるようになったら嬉しいですね。

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