『待てる人が強い理由』

本日のテーマは、
『待てる人が強い理由』です。

昨日、定期的に開催している読書会がありました。

参加者は20代前半の男性。彼は株式のデイトレーダーとして生計を立てています。

その彼が紹介してくれた本が『The Long Game』です。この本は、「人生100年時代」とも言われる現代において、長期的な視点を持つことの重要性を説いています。

彼がこの本を手に取った理由は、デイトレーダーとして短期的な利益を追求することには慣れているものの、長期的な視点を持つことも重要だと感じたからだそうです。

本の中では、「目の前の利益の誘惑に負けず、不確実であっても価値のある将来の目標に向かって努力し続けること」の大切さが強調されていました。

私自身も過去に投資をする際、結果を急ぐあまり1週間〜3ヶ月スパンで売買するスイングトレードに集中していました。

しかし、投資の師から「経済的自立を達成するためには『自制心』が必要だ」と教わり、待つことができる人が将来大きなギフトを得られることに気付きました。

それ以来、スイングトレードをやめ、長期的な視点で投資をするようになりました。

「長期投資」は「ほったらかし投資」と表現されることもありますが、多くの人はそのまま放置しておけば、お金が増えるというイメージを持っています。

しかし、実際にはそう簡単ではありません。

頻繁に売買しないため結構ヒマですし(笑)

時には株価が大暴落することもあります。そうした場合、資産が一時的に減少しても、冷静に待ち続けることが必要です。

「ほったらかし」は広い心を持って待つことが求められ、その点で案外難しいです。

これは会社で部下や後輩を育てるときの状況にも似ています。

口を挟むことは簡単ですが、彼らが自らの力で成長するのを見守るには忍耐力が必要です。

しかし、待てる人こそが最終的に大きな価値を得ることができる。

投資において、短期的な視点では一時的に大きな利益を得ることができるかもしれませんが、継続的に利益を追い続けることになります。

一方で、長期的な視点を持つことで、安定した大きな資産を築くことができ、その結果、時間の自由や、やりたいことへの実現に繋がります。

もし、現在実践している投資が短期目線のものであれば、長期的な視点を持つことも考えてみましょう。

本に書いてあった通り、長い目で見れる人ほど、持続的な成功を収める戦略を持つことができます。

『待つこと』が資産形成を成功させる大切なポイントです。

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