『人気の都市の地価は上昇し続けるのか！？』

本日のテーマは、
『人気の都市の地価は上昇し続けるのか！？』です。

相続税や贈与税の計算基準となる『路線価』が3年連続で上昇しているという報道がありました。

全国平均の上昇率は2.3%で、その背景には様々な要因が考えられます。

上昇率のトップは福岡県と沖縄で5.6%、東京都が5.3%。

関西圏では、大阪が3.1%、京都が2.4%です。

新型コロナウイルスの影響が薄れ、インバウンド需要が回復したことにより、外国人観光客に人気の都市が再び注目を浴びています。

福岡が上昇率トップというのは意外でしたが、福岡の路線価は9年連続で上昇しているそうです。

この背景には、福岡の優れた交通アクセスがあります。

新幹線が通り、空港も主要都市である博多から電車でわずか5分という便利さから、全国や世界中から不動産投資が集まっています。

また、福岡は食べ物が安くて美味しいことや、環境の良さも大きな魅力となっています。

一方で、都心部や人気の都市以外では地価が下降傾向にあります。

今後、日本の人口が減少していく中で、都心部に人が集中し、それ以外の地域は過疎化していく可能性が高まっています。

不動産投資を考える際には、この点を十分に考慮する必要があります。

現在人気のある地域であっても、人口減少により地価が下がるリスクがあります。

大阪は、来年に万博の開催が控えており、地価の上昇が期待されていました。

しかし、他の人気都市と比べると期待値には達していない印象があります。

これは、万博開催に向けたさまざまな問題が影響しています。

このようなことは誰にも予想できないので、『将来的に地価が上がる』と不動産会社からおすすめして販売されている物件は鵜呑みにしない方がいいでしょう。

それよりも、人口が減らない都心部や、価値が安定している土地を選ぶことが重要です。

不動産投資は長期的な視点が求められるため、将来の動向をしっかりと見極め、慎重に物件を選びましょう。

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