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『資産形成で押さえておくポイント』
本日のテーマは、
『資産形成で押さえておくポイント』です。
本日は、沖縄県と岡山県からお越しいただき面談を受講して下さいました。
遠方から来てくださったことに感謝します。
資産運用に関するアドバイスをする際、常に「何を選ぶか」の重要性を伝えています。
たくさんの情報が溢れる中、特にキャッチーなワードが注目されやすいです。
数年前には『FIRE(経済的自立を達成して早期リタイアを実現する)』という概念が流行し、NISAを活用したFIREの実現方法や、暗号通貨を使った短期間でのFIRE達成法などのセミナーが多く開かれました。
しかし、実際にその方法でFIREが達成できるかどうかを十分に理解せずに選んでいる人が多かったように感じます。
忘れてはいけないのは、老後の資産構築もFIREも、目指す方向性は同じです。
老後の資産構築は通常、65歳前後の定年退職を目指して行われるもので、FIREはその時期を前倒しするだけです。
どちらも「働かなくても生活を維持できる資産所得を確保する」という意味では全く同じです。
しかし、多くの人がこれらを別物と考え、老後の資産形成を軽視する傾向があります。
しかし、後の時間が短い方の老後の資産が十分に確保できなければ、FIREの達成も当然ながら難しくなります。
このように考えると、長期にわたって安定した資産収入を得るための金融資産を構築することが重要であると分かります。
短期間で資産を増やし、すぐに現金化してしまうような投資方法では、現金を切り崩して使わなければならず、やがて資産が枯渇してしまうリスクがあります。また、投資元本が少ない場合、必要な生活費を賄えるほどの資産を構築するのは難しいです。
さらに、国の経済情勢と私たちのお金との関係は密接で、リスクヘッジのための対策も考えておく必要があります。
例えば、円建ての資産だけに依存していると、将来的に円安の影響で資産が目減りする可能性があります。
このように、様々なリスクに対応した投資手段を選ぶ必要があるため、最初の選択は非常に重要です。
現在投資しているものが、長い人生を通じて本当に備えられるものであるかをしっかりと見極める必要があります。
流行や知名度だけで選ぶのではなく、しっかりと状況に合ったものを選ぶ力を養うことが重要です。
これらの考え方をしっかりと理解し、実践することで、より良い資産運用が可能になります。
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