『北海道ニセコで起こっていること』

スキーリゾートで有名な北海道『ニセコ』

パウダースノーに、広大な土地。私自身もスノボードをやっているので、一度は訪れたいスキー場です。

そんなニセコですが、海外化し独自の進化を遂げています。

本日のテーマは、

『北海道ニセコで起こっていること』です。

10年ほど前、友人が『ニセコのスキー場がすごく良い！』という話をしていました。

シーズン少し早めの12月に訪れると、旅費4万円ほどでスキーを楽しめるとのこと。

また、ニセコは海外化していて、ホテルのスタッフはお客さんが日本人であっても英語で対応されるので、日本ではないみたいだと話していました。

なぜ、ニセコがグローバルリゾートになれたかというと、きっかけは2001年のアメリカの同時多発テロの影響でした。

世界情勢が不安定になり、一部のオーストラリア人が欧米のスキー場を避け、ニセコに足を運ぶようになりました。

当時は日本でスキーができることさえ海外でほとんど知られていませんでしたが、

一度訪れたら、ニセコのパウダースノーの素晴らしさに魅了され、口コミで広がっていったそうです。

これを商機と捉えたオーストラリア人の一人が、外国人向けにホテルを企画し大盛況。

この成功を機に、外資系ホテルの進出が相次ぎ、グローバルリゾートに進化していきました。

しかし、コロナパンデミックが訪れたことで、外国人観光客が激減。

コロナが明けた今どうなっているかというと、

今年、ニセコに訪れた友人の話を聞くと、外国人観光客コロナ前以上に増えており、物価もかなり高くなっているとのことでした。

普通の牛丼が2000円、ラーメンは1900円。リゾート価格と言ってもすごく高めな印象です。

しかし、外国人観光客からすれば、そもそもある程度経済力がある人も多く、物価も円安のため為替換算するとそこまで高くないとのこと。

ニセコは、外国人が来ることができて、日本人が行けない土地になっていきそうです。

今後も、外国資本が流入し独自の進化を遂げそうなので、経済を感じるためにも機会があれば一度訪れてみたいです。

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