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依存症であり続けることのリスク


僕は15年来のパチンコ依存症です。10代ではじめて一気にのめり込み

消費者金融から借りた借金は100万円近くに。

働きながら単位制の高校に通い、卒業するのに6年かかりました。

平行してほぼフルタイムで働いていましたが、

給料は全てパチンコに注ぎ込み借金をする始末。

なんとか高校を卒業できたので専門学校に進学し、

一時期は勉強が忙しくパチンコから少し距離を置くことができていたのですが、

卒業、就職をしてからは再度のめり込んでしまい、はじめた当初よりもさらに打ちに行く頻度が増えてしまいました。

今の奥さんと一緒に打ちに行くようになり、2人でパチンコ屋にいることが多かったです。

就職した頃にパチプロの人と知り合ったのがきっかけで収支がプラスになるようになり借金は返済できました。

それが幸か不幸か、あまり苦労せず借金を返せてしまったこともあり、パチンコ依存症を問題として捉えられていませんでした。

奥さんと結婚してからも子供が産まれるまでは好きなように打ちに行っていました。子供が産まれたら流石に変われるだろうと思っていました。

そして子供が産まれ、いよいよ引退しなくてはいけない時期になっても、僕はパチンコをやめることができず、週に2回、奥さんに子供を任せてパチンコに行っています。

一緒に打ちに行っていた奥さんはスッパリやめることが出来たのに、僕は1週間すら我慢することができない。

15年間染み付いてた習慣はそう簡単には払拭できず、今とても苦しんでいます。

やめるのが正しい親の在り方だろうとは理解していますが、本心ではやめたいとすら思えていません。

依存症をコントロールはできるようになりたいと考え、

ランニングと筋トレを新しい趣味であり精神力を鍛えるためのトレーニングとしました。

現状お金は減っていないし、丸一日打ちに行くことはないからまだいっか。

・・・・・・よくないかもしれない。

パチンコに限らず、「依存症」は歯止めの効かない暴走機関車だと思っています。

今はなんとか抑えられているだけ。悪化し暴走する時は一瞬です。

ストレスや環境の変化で今後そうならない保障はどこにもありません。

私は今「パチンコを辞めずに自己をコントロールできる自分」を目指していますが、「依存症であり続けること」は暴走してしまうリスクを抱えたとても危険な状態なのかもしれません。

いっそのことスッパリ足を洗った方がいいのではないか?

と思い始めている今日この頃です。

父親になってから81日目。




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