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電気料金節約成果その後

もう自慢しちゃいますよ電気料金!
こちらがつい先日届いたばかりの電気料金レポートです。ソーラーパネル、充電池、充電器にポータブル電源。これまで手を打ち続けてきた先行投資の電力部分自活の成果がメキメキと出てきています。

どうも今月から電気料金が値上がりしたようですが、その影響も最小限で済みました。
というわけで、今回はその辺りをご報告いたしますね。前の発電の記事と合わせて、何かの参考になれば幸いです。

発表!5月の使用量

5月の日々の電力使用量グラフ

ギリギリとはいえ、5月は1日の電力使用量合計が2kwhを超える日がありませんでした。
本当の意味での電灯と、Wi-Fiやプリンターなど入切りすると面倒なことになるもの以外は、ソーラーパネルで充電したポータブル電源から供給しています。掃除機も洗濯機も炊飯器もみんな大形ポタ電の「Pちゃん」ことP2001率いるポタ電たちがまかないます。詳しくはマガジン「えんじろうのエコ生活」をご覧ください。
そんな中でも冷蔵庫を車載用にして電力網から切り離せたことの効果は絶大で、ポータブル電源の消費もかなり軽減できました。

月使用量と金額変化

ところで下の2つのグラフを御覧ください。上のグラフは4月より5月が少ないのに、下のグラフでは逆転しています。

電力使用量の月変動グラフ
電力料金の月変動グラフ

下のグラフは料金です。使用量は4月以上に努力を重ねて減らしたのに、電気料金の値上がりによって月額は増えてしまっているのです。
なんかいやーな感じですよね(笑)小学生の頃の学校やテレビ番組では「努力は必ず報われる」と教わったような気がするのですが、本当は「努力はうんとかけ合わさって報われることが多い」という気がしています。

とはいえ、原因を追求してゆけばこの結果も十分ありがたい結果であることが納得できます。

この結果になる要因

5月の電気料金

毎回気になりますが、日々のデータの合計値と請求の時の電力使用量が合わないことが奇妙です。あくまで「概算」ですと言われるのでしょうが、なんかちょっと詐欺られたような気分です。

今度は4月と5月の請求内容内訳を比較してみましょう。特に2つの項目が変化しているのが判ります。

4月の料金内訳
5月の料金内訳

中部プランS従量料金

楽天でんきは純粋に使用電力に掛け算する形で、基本料金はかかっていません。この部分が1kwh毎に13円ほど高くなったのです。これは超省エネを実現している我が家でも1日で2kwhなので、毎日26円ずつ加算されたことになりますね。

再エネ発電促進賦課金

これは調べてみると国の制度で、屋根置きの本格的なソーラーシステムなどを導入する家などに対し、国が補助してくれる制度があり、その制度を維持する費用を電力会社の電気を使う連中から徴収するというもの。
綺麗に言えば「みんなで協力して再生可能エネルギーを広げよう」とも聞こえるのですが、考えてみたら「再エネをやろうとしない連中に対する嫌がらせ」とも見て取れますね(笑)

そしてえんじろうのように、全て自己負担自己責任で国にも頼らずに再エネを回し始めている人は、再エネに非協力的な連中として扱われるわけですよ。本当はこんな風に小規模でも自分の費用で再エネにチャレンジする人こそ、国は応援するべきだと言いたいけど。
とはいええんじろうは「楽しいからやってる」だけなので、全然国のためとか地球のためとか、そういう立派な大義はないのですけどね(笑)

実はトラブルも

何度も書いていますが、金銭的にお得かといえば特別そういうわけではありません。初期投資額を回収することを考えただけでも、これまでの電気料金が続いたとして10年以上かかる計算になります。
それが今回の電気料金値上げによって少し短くなったと考えることもできますが、それだとなんとなくひねくれた考え方で、もっと値上げしてもいいよと言う変な思考につながる気がして好きじゃありませんね(笑)

ただかかっている経費は初期投資だけではありません。
ケーブルやら何やらのパーツの故障で交換費用がかかったり、つい先日もポータブル電源からケーブルが抜けないまま充電ができない状態になり修理に出すなどのトラブルにも見舞われています。

楽しくやれているからOK

あくまでも楽しみのため、体験するため。そうですこれは知的好奇心を満たすためという遊び感覚の前提を見失ってしまっては本末転倒なのです。
絶対に失敗したくないだとか絶対に得したいとかそういう考えの方は、素直に電気会社から電気を買いつつ使用料だけを減らしていく努力をする方が確実なのですよね。
でも心にゆとりがある方や、ゆとりを持ちたいなと思っている方には、ちょっぴり挑戦してみるのもおすすめかなと思っています(自己責任で)

まだエアコンは使用前の時期ですが、梅雨のせいで充電が十分にできないというハンデの中でのミニエコ生活の報告でございました。

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