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やらかしたアップグレード

欲のままに学び、欲のままに集めまくったエコ生活のための非エコ出費の数々ですが、これでひとまず落ち着くことになる最終兵器の登場です。

OUKITEL P2001

OUKITEL P2001 の全面写真

これでも「ポータブル」と言いはる意味不明な22kgの電源を入手してしまいました。もうこれで動かないものはないと言いたくなるほど。
えんじろうはAmazonからOUKITEL P2001(Amazon楽天)を購入しました。うまくセールを利用できると14万台を狙うことができます。楽天も見つけましたが、ショップの評価がないのと価格も安くはないのでなんとも言えません。何よりも保証のことを思うと、これを買う場合はAmazonの方がおすすめです。

性能

電池容量 2000wh
ソーラー MPPT対応
     12-50V 500W
     アンダーソン入力端子
AC出力 6口(計2000Wまで)
DC出力 シガーソケット
     XT60(謎)
     5525端子
USB群 標準USB 4口
     タイプC100WPD 2口
そのほか コンセントパスするー対応
     天板に収納庫
     コンセント充電用アダプターレス

ポータブル電源として「P2001」というとそれだけで「あー、あれね」となるくらいに様々なメーカーからそっくりな顔で売られています。製造元は同じでそれを様々なところがアレンジして売る(ほぼアレンジされてないけど)という感じです。
ほぼアレンジされていないということは、それだけ無駄のない作り込まれた本体だと言えるのではないでしょうか?美しい四角(また始まった)です。

大容量

正面のパネル表示の写真

えんじろうが迷わず決めた理由は値段と容量のバランス。写真は44%と出ていますが、これは800wh位あるってことなので、先回ご紹介したポタ電を1.5回位充電できてしまうことになります。

ソーラー充電能力の高さ

ソーラー入力部の写真

そしてソーラー入電能力の高さも、購入の決め手でした。2000whのバッテリーに対して500W入電は決してすごく高いわけじゃないのですが、晴れていれば4時間で充電できる計算。それに500Wの出力のソーラーパネルとなると結構準備が大変なわけで、もうそれ以上は経費も設置も自分には無理だと感じます。
つまり自分が求める最大を、ここに求めてしまったわけですねえ(ってもう他人事)

天板収納

上部の写真

それから天板にある収納庫がなかなか良い感じで、ケーブル類などを別途持ち運ばずに済むので重宝します。普段はこんな感じで丈夫な持ち手が両サイドにあり、その中央が収納庫です。

開いた収納庫の写真

この収納庫の中って割と暖かくなります。本体で発声している熱が上に逃げてくるので、こういったもので塞いでしまうよりも収納庫を底面にロック付きの引き出し風にすると更に良いかもって思いました。

やりすぎAC出力

6口あるAC出力の写真

正直これはやりすぎ!
この合計が2000Wまでとなるので、せいぜい3つか4つでも良かった気がします。分岐ケーブルで増やせるのだから、ここはコスト下げても良いかなって。

活躍の場面

さすがにこうなってくると特化した活躍というよりも何でもできるから説明しにくくなってしまいます。

ポタ電に充電

ポタ電 to ポタ電の写真

このバッテリーにはUSB-CのPDが2つあり、シガーソケットもあるので例のアレができるんです。
前回ご紹介したたくさんの充電手段を持つ「Cellpowa500」を最大速度で充電するってやつです。

上の写真では最大の約170Wで充電されています。
よく見ると出力側の表示は166Wなのに、受け側の表示は170W。出ました高齢嘘つきタイムです!
これまでの購入機器から総合して考えるに、どうも容量の小さい機器ほど「自分頑張ってます」アピールが強いことが判明。なので「Cellpowa500」は全体的に入力も出力もやや大げさな数値が出ます。
うーん小物は頑張ってますアピールを一生懸命しないと認めてもらえないんですよ。なんかその心境が少し理解できる気がするので、ちょっと切ない気持ちになりますね。

炊飯

炊飯器とポタ電の写真

ちょっと前に約30年働き続けてきた炊飯器が故障し、文字通りの後釜を買ったのです。1000から時々2000W近くが表示されるようなやつですが、この電源で問題なく炊き上げてくれます。
少量炊きだと約10%、標準で炊いても約20%の消費なので4回は安心して炊けることになります。

米好きなえんじろうは、いざとなったら生米でもバリバリ食べられますが、やっぱり災害のときにも炊飯器が使えたら幸せになれそうですね。電源が無事ならというのがみそですが。

掃除機

掃除機とポタ電の写真
家の中心から延長ケーブルの写真

これが普通に使えたのは感動モノでした。延長ケーブルを挿して動ける範囲はこれで掃除機をかけることができます。さすがにこの本体を掃除機と一緒に持ち歩いてという気にはなりません。でもなんと、家の中心に置いたら全ての部屋をカバーできちゃいました!

その他

前回の電源では冷風と弱が使えたドライヤー。こちらの電源なら全モードが問題なく使えます。更に電子レンジも問題なく動かせました。素晴らしい。

またしても不都合

全面的に気に入っているように書いていますが、ひとつだけ納得いかないことがあります。
それは充電プラス出力中に起こります。小型の掃除機でも動かしたのかと思うようなでかいファンの音。YouTubeで他の方のファンの音を聴いてもここまで大きくはないと思うのですが、なにせ動画の音では調整されてしまうので証拠にはなりません。

販売店に問合せたのですが、熱が籠もったりしていなければ問題ないので修理は受けられないと言われ、使えているうちは診てもらえないような状態です。故障時にはちゃんと責任持つのでご安心くださいの一点張りになってしまったので、今はそれを信じて使い続けています。

それにしてもどうしてこう、ひとつとして「ザッ完璧!」という代物がないのか。どこからか「高くても日本製を買え」と言われそう。

楽天的計算

さて、これで我が家の突発的な電力が必要なものを、全て太陽光からのエネルギー源で動かせることになります。後は天井のライトとか、冷蔵庫とかの常に動くものだけ電力会社の電気に委ねるということにできれば、電気代を相当節約できることでしょう。
ただそれにはこれまでかけたお金も考えなくてはいけませんね。そしてここからどのくらいの期間で元を取れるのだろうかというところが大切。更にそれは機器の不調や故障が全く無い場合の話になるわけですから、なかなか厳しいわけです。

電気代がこの冬くらいの値段で、そのまま12年ほど機器が壊れずに使い続けられたとしたら、その先はプラスに転じてゆきます。
もしも世間で言われるように5月辺りから更に強烈な値上げがあるのだったら、元を取れるまでの期間は縮むことでしょう。

でも、んなこたいいの!

たとえ元が取れなかったとしても、えんじろうはこの環境を作ってみたかったのです。体験してみたかったのです。
というわけで、次回はまだ触れていなかったこのバッテリーに太陽のエネルギーを充分に注ぎ込んでくれる協力ソーラーパネルのご紹介をいたします。実はそれも一波乱あったのですよねえ。お楽しみに。

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