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頭寒足熱で良質な睡眠をとろう!

白隠禅師の健康法は、呼吸法に加え、睡眠についてもその重要性を強調しています。実際、白隠は自ら唱えた「内観の法」の前段階として寝る前には考えごとをしないようにしたうえで内親の法を実践して睡眠の質を高めることを推奨しています。

特に「頭寒足熱」となるように意識することが大事であると、白隠は言っています。

「おおよそ、生をやしなうの道、上部は常に満点であるべきだし、下部はつねに温暖を保つように気をつけるがよい」
(生きる力を養うためには、常に頭はすっきりさせて、足は温かくせよ)

もしイライラしたままで血が頭に上っていたり、考えすぎで頭が重い時は、「頭寒」の状態ではありません。また寝る前にスマホを見ていると色々な情報が入ってきてかえって頭が冴えてきてしまいます。この状態も「頭寒」とは程遠い状態です。

呼吸する際は、足先から体内の空気を出すようイメージするとよいでしょう。こうすると、「気」を上半身だけなく、下半身まで循環することができ「足熱」の状態になります。

「足熱」に有効的なのが、寝る前のお風呂です。お風呂に入った後は「足熱」の状態です。あ風呂から出たあとは頭もすっきりした「頭寒」の状態です。足が冷えて、悩み事が頭に戻ってくる前にベットに入りましょう。

健康にとって最も大事であり、また軽視されがちな睡眠です。良質な睡眠が
とることができれば、身心の不安も寝ているあいだに無くなります。そして翌朝かrあ気持ちのいい一日を過ごすことができるでしょう。


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