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仏像なんて価値ゼロ、という話を以前しました。👇 そうは言っても、私も禅僧の端くれ。すこし…
人間は誰でも自分の家族や友達・知人など、知っている人(有縁の人)には優しくできますが、自…
ある国に、澄んだブルーの両目をした王様がいました。その美しい目は、何でも見通すことができ…
強い日差しが照りつける真夏、ひとりの男が足を引きずりながら、ふらふらになって道を歩いてい…
寒さが厳しい冬のある日、村におじいさんがやってきました。ボロボロの着物を身にまとったおじ…
布袋丸は六歳の時に出家し、お母さんと別れて本願寺にやってきました。当時の本願寺は、火を灯…
高野山で仏道に励む空海に、一報が届きました。 「お母様が高野山の麓まで来られています」 空海のお母さんは、これが息子の顔をみる最後のチャンスだと思って、高齢にもかかわらず、はるばる遠い四国から杖をつき、長い時間をかけて空海に会いにやって来ました。 しかし、お母さんは、高野山の麓に着いて大切なことを知りました。高野山は女性禁止という決まりがあったのです。 空海の弟子は空海にこう言いました。 「師匠のお母様は高齢にもかかわらず、息子に会いたい一心で遠くから来たのです。特別に