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自作曲「イースター : 過去からの手紙(1988 年)」動画化の元画像。(AI 静止画)【制作環境に大事故発生】

自作曲「イースター : 過去からの手紙(1988 年)」動画化の元画像や
メイキング情報です。今回、想定外のトラブルで制作作業をゼロからの
やり直しが発生しました。

過去の自作曲のAI 動画化に関して、以前ほどスムーズに制作に入れない
感じになって来ました。映像に仕上げ易い歌詞や構成の楽曲はほぼ
AI 動画化を終えてしまって、あとは歌詞の内容が日常的かつ具体的なもの、
逆に憧憬や追憶のような抽象的な内容がハードルとなって、生半可な
映像化、動画化では楽曲のイメージと齟齬を起こす感じがあります。
楽曲と全く関係ない動画のBGM にするなどの方向性も検討していますが、
自作曲を改めて活かすアプローチとは言えず、いまいち決断に踏み切れて
いません。

この「イースター : 過去からの手紙」(1988 年)は(同曲のピアノ
ソロ版「鋼鉄都市の落日」と併せて)そのような難儀がない最後の残り
と言え、このたび制作に着手しました。

先の記事でも記した通り、Pixabay にもモアイ像の無償動画はほとんど
無く、静止画を利用しました。

作曲時点で強くイメージしていた、ライトアップされたモアイ像の
夜の風景は現実にはありませんので、Stable Diffusion Web UI Forge
を使ってのAI 静止画生成が威力発揮しました。

現在手持ちの CheckPoint ファイル 115 種を総当たりで描画させて
行き、最もイメージに近く、かつリアルな画像を描画したのは、
juggernautXL_v8Rundiffusion.safetensors でした。
それは確か Fooocus に最初からインストールされていた  CheckPoint
ファイルでした。
 
動画化したAI 静止画(元画)は以下の通りです。

その他はPixaBay からの実写静止画から生成したAI 動画シーンです。
(そちらはここでは掲載しません。)
他にも多数のAI 静止画(元画)はあったのでしたが、昼の情景は
Pixabay の実写映像のほうが流石に雰囲気が良かったため、ボツに
しました。

静止画素材が揃い、動画化に進みました。
要領は過去記事の後半に纏めた通りで、今回もその手順で進めました。

作成した4 秒、7 秒強、16 秒弱の動画素材を無償利用でも画面に透かしが
入らない Android タブレットの VLLO で毎回同様に編集して行った
のでしたが、ほぼ完成、不足した数シーンを追加でAI 静止画生成→動画化
させてVLLO に持っていこうとした時点で大事故が起こってしまいました。

Android タブレットが全く動かなくなってしまいました。全てのアプリ
が起動途上で止まってしまいました。少し前からデータ転送の速度が
異常に沈み込むことが気になっていましたが、どうやらファイルシステム
の何かを壊してしまったようです。

考えられるのはPC からUSB - microSD アダプタを使ってAndroid タブレット
に動画素材を持って行くのですが、その後、そのUSB - microSD アダプタ
をAndroid タブレットから外す要領がPC のようには分からず、毎回
何も処置しないで、そのまま外していたことでした。
当初はRead-Only でのアクセスなので、microSD 上の情報に変化は無い
から大丈夫だろうと楽観していましたが、実際は Android が接続された
外部ストレージを自身の延長ストレージとみなして、システムファイル
などを勝手に書き込むのでした。それはmicroSD をPC で再び読んだ時に
分かっていました。

そのうちにPC 側で「このドライブは修復が必要です」アラートが
出るようになったものの、そのアラートもすぐに消えるので自動修復
でもされたのかと思い、修復やフォーマットをしないままに
PC とAndroid タブレット間での往復を繰り返していたために
不正状態の microSD のFAT 情報などが Android タブレットの
ファイルシステム内で蓄積して行き、内部矛盾が生じたようです。

過去に制作した動画完成品などはYouTube へのアップロードや管理の
ために PC に退避させていたものの、完成直前だった「イースター :
過去からの手紙」動画は泣く泣く諦めるしか選択肢は無くなり、
再度使えるようになるかどうかも不明ながら、システムの全初期化を
しました。(電源ボタン+音量下げボタンの同時押下でリカバリー
モードを起動して「Wipe data / Factory reset」を実行の後、
「Reboot system now 」を実行。その他の選択では状況改善が
見られませんでしたので最終手段として実施。)

アプリの構成などは事故の5 時間前にGoogle クラウドに自動で
バックアップされていた内容からの復元がありましたが、VLLO は
改めて自動インストールの扱いとなったらしく、それまでの制作状況
や過去資産は完全に無くなっていました。

しかしAndroid タブレットが再び使えるようになっただけ不幸中の
幸いと考え、PC で完全フォーマットし直した microSD を使って、
USB - microSD アダプタ経由でPC から動画素材を持ち込みました。

USB - microSD アダプタの外し方も改めて確認しました。
PC のようには要領が分かりにくいものの、「ファイルマネージャ+」
中に表示される USB ストレージのアイコンを長押しして出て来る
「設定」小メニューを開けて「EJECT」バーをクリックするという
もので、「USB デバイスを安全に外せます」メッセージも出ました。

これからは作業完了(完成動画をPC に移動させた時点)で、
microSD をクイック・フォーマットして常にFAT 情報に不正が
含まれないように留意します。

最近、AI 描画PC(GeForce RTX4060 機)の C ドライブ(システム
ドライブ)や Stable Diffusion Web UI Forgeをインストールしてある
外部 SSD でもデータの移動やコピーなどのアクセスが異常に沈み込む
ことがあり、今回のAndroid タブレットと同様の事態に至らないか
一抹の不安があります。
Windows 11 にはファイルシステム情報の自動修復補正の機能は
備わっていると理解していますが、外部 SSDまで至るかどうかは
不明です。今まで描画して来た全成果もその 外部SSD にあります。
今回 microSD に出たようにアラートが出てそれが繰り返されない
限り、問題はないと考えたいところです。

そのような隘路がありましたが、動画の構成順序などは頭に残って
いましたので、ゼロからの再作業は初回作業より早く進みました。

毎回は過去作品の素材を流用することで、タイトルやテロップ
の体裁を統一 / 効率化が出来ていましたが、そのような過去資産が
無くなってしまいましたので、今回は今までの動画作品と体裁に
若干の違いはありますが致し方ありません。

予定外の隘路にかなり凹みましたが、また落ち着きましたら
この曲の半年後に録音制作したピアノソロ版の動画化を考えます。
普通はピアノソロ曲が原曲となってオーケストレイション曲が
編曲される流れですが、「イースター : 過去からの手紙」は
このオーケストレイション曲が原曲です。
ピアノソロ版は「鋼鉄都市の落日」という題名で、その題名の
通り、同じ楽想からは全く違ったイメージが展開されます。

なおサウンドトラックは 1988 年10月に録音制作したアナログ
カセットテープマスタ(ノイズリダクションシステム不搭載の
当時流行したオールインワンコンポでのマスタリングが今と
なっては惜しまれます)からの音源を後年にMP3 化したもので、
ピアノ、男性コーラス(ユニゾン)は当時のメイン機器、
YAMAHA DX7、その他のパートは マルチティンバー音源、
Roland MT-32 を使いました。シーケンサはYAMAHA QX7、
MTR は….KORG D16 の導入は恐らくまだで、アナログ4 トラック
カセットレコーダの TEAC TASCAM 244 だったかと思います。
(大昔のことになってしまい、記憶が怪しいです。が、他の
自作曲も同様ですが、そんな大昔にこの質の楽曲を制作出来て
いたことを誇りに考えます。)


ご覧いただきありがとうございます。




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