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【マルチタスク】は生産性が低下する行動?

こんにちは、サイフーです。

昨日公開した、「留学の向き不向きについて考えてみるよ」は好評いただいています。ありがとうございます!

今回は生産性について。

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会議に参加しつつ、メールをチェックし、音楽を聴いて勉強をする。

最近では、複数の仕事を同時に進めることが簡単になってと思います。多くの人も、無意識のうちに「マルチタスク」をやっているのではないでしょうか。

しかし、「マルチタスク」は効果よりデメリットが多いです!

例えば、

勉強がはかどらなくて、終わらない!
やることが多くて、頭が混乱しているよ!
またミスをして上司に怒られた

このような経験をした人は多いではないでしょうか。

上記の失敗の多くが「マルチタスク」が原因です!

今回はこのような非効率のマルチタスクについて調べてみました。

記事の内容:

マルチタスクとは

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まとめると、マルチタスクとは、

複数の作業を同時に行うこと

です。

作業のタスクは2つあって:

1.シングルタスク(1つをやる)
2.マルチタスク(同時に複数やる)

この記事ではマルチタスクについて書いています。


例えば、

音楽を聴きながら、ブログを書く
ラインで返信しながら、ご飯を食べる
運転しながら、よこの友達と話す

これらはすべてマルチタスクです。

こんなことができると、最高ですよね!

一度に複数こなす → 作業速度が上がって時間も短縮できる!

しかし、人の脳はマルチタスクに対応できないし、むしろ非効率と科学的に証明されています。

理由は↓

そもそも脳はできない

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上記で書いた通り脳はマルチタスクをできません。

つまり、複数の作業を同時に処理できないようです。

パソコンもそうですよね。

2-3個のダウンロードを始めると、処理までに時間がかかる。

ただし、

「音楽を聴きながら、勉強をするよ」

と思っている人も多いでしょう。

そうですね。なんとなくマルチタスクをやっていますね。

しかし!

マサチューセッツ工科大学の研究によると

マルチタスクをやっていると感じるのは脳の錯覚で、本当は2つのタスクを忙しく行ったり来たりしているだけです。

これは「タスク・スイッチング」と呼ばれるもの。

本当は、このタスクスイッチングに原因があります!


タスク・スイッチングは生産性の低下、集中力の質を悪くします。

例を見ましょう。

あなたは英単語の暗記をしています。すると、友達からラインが来ました。あなたは英単語長を置いて、スマホを開きます。

誰もがやってしまう行動ですよね。

これが非効率。

実は、このちょっとした集中をそらすことが、生産性に影響を与えます。

脳の仕組みを見てみましょう。

人の脳は、作業を始めるといきなりは集中できません。最大の集中力を発揮する前に、小さい集中が起こります。

作業を始める

小さい集中

最大の集中

この最大の集中力にいたるまでの準備で、マルチタスクをするとだんだん脳の集中力の質が下がってきます。


そのほかのデメリットは下記で。

マルチタスクの悪い効果

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1番気になっている人も多いではないでしょうか。マルチタスクは一見メリットがあると感じるかもしれませんが、デメリットが多いですよ。

このように:

生産性を下げる
判断力が悪くなる

 生産性を下げる


大学の研究によると、マルチタスクは生産性を40%も下げるといわれています。

メールをチェックしながら、部下と話して、資料を提出する。

このようなことをしていると、1つのタスクを終わらせるのに必要な集中力をなくします。

ハーバード大学の研究によると、

「非効率な社員たちは1日に500回も注意を向けるタスクを変えるが、もっとも能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数が少ない」

しょうげき的ですよね。

さらに、2007年のニューヨーク「Basexコンサルタント」の研究によると、

社員の生産性が下がり、仕事へ発揮できる力が悪くなると、会社に何兆円もの悪い影響が出る

そうです。

 判断力も下げる

スタンフォード大学の行った研究によると、「普段からマルチタスクを行っている学生は、そうでない学生に比べ判断能力が低い」ことが明らかに。

具体的な事例を言うと、「うまく考えを整理できない」「関係のない情報にすぐに気を取られる」「タスクの切り替えが遅い」などです。

重要な仕事をマルチタスクの一つとしてこなしてしまうと、判断のミスにつながる可能性があるのです。


日常で行っているマルチタスクもあるよ

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実は、良いマルチタスクもあります。

われわれも日常で無意識のうちにマルチタスクをやっていますよ。

例えば、「運転しながら、助手席の人と話す」。マルチタスクですね。

結論を言うと、無意識による行動のマルチタスクは可能です。

例えば、運転に慣れている人は友達と会話できますし、歩きながら、スマホを見たりします。

(歩きスマホはダメですよ!)

おわりに

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今回はマルチタスクの仕組みとデメリットについて解説しました。

作業の生産性を上げるにはシングルタスクが重要です。毎日の仕事にマルチタスクを入れている人は、見なおしてみてください。

次回の「習慣術」のnoteではシングルタスクについて解説しますね。

今回はこれぐらいで失礼します。

スキ、フォローをしてくれると、うれしいです(笑)

Bye Bye!

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