仕事はまず3年続けてみろ、がちょっと分かった話
昨年の4月に入社して、10ヶ月が経とうとしているのですが、石の上にも3年が少し分かった気がします。
筆者は、インフラ業界で施工管理業務に従事しているのですが、10ヶ月経った今も分からないことばかりです。
しかしながら、少しずつ理解できることも増えてきました。
施工管理業務は、発注された工事を期日までに完成できるよう、職人さんや発注者の方とコミュニケーションをとりながら、いわゆる現場の進み具合の管理をする仕事です。
業務内容は色々ありますが、新入社員の役目としては、工事の図面(設計書ともいわれる)を見て、実際の現場にインフラ構造物を建てるための段取りを行うのですが…(立場を持つ人だと、発注者との打ち合わせに行ったり、警察署や公安局の方に交渉に行ったり、下請さんとお金の話をしたり、手ではなく、頭を使う仕事がメインなイメージです…大変そうです。
入社してまもなくは、
●図面が読めなくて出来上がりのイメージができない
●工事現場が広すぎて現場内で迷子になる
●職人さんがこわもてで指示を出す時に怖気づいてしまう(なんなら怒られてる)
●朝が早く夜が遅い生活で体調管理がなかなかできず体調を壊す
などなど、管理を行う以前の問題でいっぱいでした..
しかしながら、10ヶ月経った今、
図面がだんだん読めるようになってきたり、
現場内を把握できるようになってきたり、
職人さんとコミュニケーションをとれるようになったりして、
分からないものが、少しずつ分かるものへと変わっていきました。
それと同時に、
構造物が完成するまでの施工の流れや、必要な書類、許可が必要であったり、試験があったりと踏まないといけない段階など、完成時には見えないような細かい仕事の大切さが段々と理解できるようになっていきました。
「伝えたいこと」
入社時には、なんでしないといけなんだろ?、無駄じゃないのかな?、こんな仕事で力がつくのかな?と思っていた部分もありますが、
絡まっていた糸がするすると解けていくように、一つ一つの仕事の大切さが分かってきました。
したがって、少なくとも数ヶ月、できれば数年間は同じ業界で仕事を続けて、経験と知識を得ることが、
自分自身のスキルアップだけではなくて、納得のいく仕事選びに繋がるということです。
しかしながら、今回のハナシは、いや〜な上司がいるだとか、残業代が支払われない、だとか、セクハラされた、といったハナシとは無縁です。
ですので、労働基準が守られた上で、自身の仕事に「ん〜、?」と疑問を抱いたら、その答えを出すのに焦る必要はないよ、ということです。
再来月から2年生。
まだまだいろいろなことを学び、着実に自分のものにしていきたいと思います☺︎
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