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【おうち英語】「かけ流し」=「リスニング」ではないというお話

学校で洗脳された「英語」=「勉強」という刷り込みはなかなか抜けないものです。そこから生じるおうち英語での取り組みへの誤解、色々とあります。「そんな小さいうちから可哀そうだろ!」というものも「そんな小さいころから勉強ばっかり」というところから「可哀そうだ」という連想になっていくのでしょうが、その種の誤解に反論する必要性は感じないためここではスルーします。
私が「これはちょっと違うんじゃないかなぁ・・・」と感じているおうち英語の手法への誤解は、【かけ流し=リスニング】という誤解です。これも学校英語からの洗脳の一つだと思いますが、「英語というものは集中して聞くもの(だって学校の授業はそうだったから)」「毎回違う音源を聞かなければならない(だって学校の授業はそうだったから)」と学校の授業での経験をおうち英語に持ち込んでしまうことが往々にしてあるのではないかと。
その誤解から、子どもがかけ流しを聞いていないようだと「ちゃんと聞きなさい」と言ってしまったり、「聞いていないのに意味はあるのか?」と考えたり、毎回同じ音源ではダメだと毎回違うものを掛けてしまったり、さらには、子どもにとって初めて聞く内容を日替わりでかけ流してしまったり。。。こうなってくると、それはかけ流しではなくリスニングの練習なのではないかなと私は思います。(リスニングの練習にさえなるか微妙かも・・・)

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