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**外資系企業への転職にチャレンジしたわけ**

私は大学卒業後、老舗の日系貿易会社に就職したわけですが、ずっと英語を使って仕事がしたい、という思いがありました。ひたすら忙しく毎日終電近くまで働き詰めでそんな夢を忘れかけていた社会人5年目の夏、もう一度英語を使った仕事にチャレンジしようと思い立ちました。20代後半のころです。私はアメリカへのビジネス留学という道を選んだあと、外資系転職にチャレンジしたわけですが、日系企業でしか働いたことのない私にとって、外資系企業は恐れ多い世界に見えました。
外資系企業といえば・・・私が外資系企業に転職する前に映画いていたイメージはこんな感じ・・・

①   実力社会で仕事ができなければすぐにクビにする:
日系企業では一般的に、会社は社員を教育して“育てる”、という風潮があるとか思いますが、一方、実力社会の外資系企業では個人の裁量が大きく、自ら仕事を勝ち取っていくようなイメージがありました。まだ社会人5年目の実力もまだまだな私にとっては怖いところ、というイメージをもっていました。
②   同僚はみんな冷たい:
“冷たい”というのは御幣があるかもしれませんが、個人主義で飲み会などがなく、定時になったらみんなさっさと会社を去る、というようなイメージを持っていました。飲み会三昧の日系企業で働き慣れている私にとってはもし本当にそうではれば寂しいなぁと思っていました。
③   英語が流暢でなければ仕事ができない:
外資系企業で働くにあたっては、英語の討論番組で討論できるくらいのネイティブレベルの英語力がなければ仕事ができないと思い込んでいました。

そんなこんなで、とんでもない別世界のイメージを持っていたので、英語を使って仕事はしたい、だったら外資だ!と思ってはいたものの、外資系企業への転職はとても躊躇しました。

しかし、そんな思いを抱えながらも外資系企業へ応募をしているうちに、あることに気づきました。外資企業といっても企業の特徴は様々だということです。今振り返ると当たり前のことですが、“外資系企業”といっても資本がどこの国なのか、日本支社がどの程度の規模なのか、などによってもその企業の雰囲気や求められる英語力は様々です。

しかし、おそらく共通している良い点として、月収のお給料がUPすること、そしてフレックスタイム等の柔軟な働き方への考え方に積極的である、ということ。私は実際外資系企業に思い切って転職してみて、一番良かったと思うことは、ワークライフバランスが取れるようになったということです。働くときは集中して働く、そしてちゃんと休む、OnとOffの切り替えをしっかり行うために、効率よく仕事を片付ける、こんな習慣が身についていました。もちろん、評価面など日系企業に比べて厳しい面はありますが、仕事だけでなく、私生活も充実させようと思わせてくれる働き方ができるのが外資企業で働くメリットかなと思います。

私自身が経験してきたらからこそ、いつかは外資系企業で働いてみたいと思っている事務職の方の、外資系転職を応援したいと思っています。

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