大堀相馬焼 松永窯 窯元研修レポート・その2
みなさん、こんにちは!
縁器屋note担当の佐々木です。昨日に引き続き、大堀相馬焼 松永窯さんにて研修をしております。
午前中は包装紙を使ってのラッピングを教わりました。
縁器屋ではギフト用の包装も承っていますので、これで完璧です。心を込めてギフト包装をしますよ!
また、今日は一輪挿しの作り方も教わって、何個か実際に作らせていただきました。
まずは、粘土を機械で伸ばしていきます。均一の厚さになるように機械の目盛を調節して伸ばした粘土はまるでお蕎麦のよう。
平らにした粘土を次は「ばか」と呼ばれる型と、針で一輪挿しに使う寸法に切っていきます。
そうして出来上がった粘土を筒状の型でくるくるっと巻いて、粘土の板で底を付け、持ち手をつけるための穴を開けたら完成です。
完成品と比べてみるとだいぶ大きさが違うのが分かりますよね。
焼くとこんなに縮むんですよ。
私は今回初めて粘土を触ったので、緊張しながらおっかなびっくり作ったのですが、松永窯のみなさんに「初めてにしてはうまいほうだね」と励ましていただきながら作業しました。
窯に入れるまでに様々な手順があって、とても手間をかけて大事に作られているんだということを改めて実感することができました。そんな中でも、大堀相馬焼の作り手のみなさんは、伝統を後世に伝えつつも、工夫を凝らして新しい陶器も作っています。
松永窯さんのお店にはたくさんの陶器が並んでいます。そのひとつひとつには大堀相馬焼の歴史や想いがたくさん詰まっているんです。
手に取ってみると、それがじんわりと伝わってきます。
そんなあたたかさが詰まった陶器がずらっと並ぶ、松永窯の店内です。
明日、明後日も松永窯からお届けいたします!
どうぞお楽しみに!
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