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《伝達5》具体的なアクションに結びつける

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

見てくれ、酒場の裏のガーデンの草木がぐんぐん成長しているよ。
俺も現役ではないが、成長は日々感じていたいと思うんだ。

お前さん近頃は、自分自身に変化がないと、焦燥感や危機感を感じているか?
順風満帆、計画通りで、意図したとおりに事が運んでいるなら、
そいつはとても素晴らしい。お見事だ!
もし少しでも焦燥感や危機感を感じているなら、それはお前さんの成長のチャンスかもしれない。
そんなときの解決法は、具体的にアクションを起こすことだ。

お前さんの頭の中のプランはすべて、具体的に書き出したり話したりしよう。
何かを思いついた、何かを学んだ、で留めずに、具体的なアクションに結び付けるんだ。

どんなにいい企画やアイデアがあっても、どんなに素敵な商品や戦略があったとしても、
実行しなければ何の意味もない。ただの絵空事、机上の空論だ。
理想を語るのは誰でもできる。実行したかどうかが真実だ。

だからと言って、自己研鑽のための本を読み漁ったり、
誰かの話を聞いているだけじゃだめだ。それはあくまで、インプットだからな。
アウトプットを伴う行動を起こそう。

SNSの世界で知見を広く語りたいのなら、世界へ配信するための機材を購入したり編集スキルを身に着ける。実際に投稿してみる。
フリーのエージェントを目指すなら、開業届をしてサービスを開始したり、税金についての計画を立てる。伝手を増やす。
起業するなら、事業計画を立てたり銀行へ融資の依頼をして資金繰りをする。土地を契約する。人を雇って教育する。

こんな具合だ。もしそんな人間が目の前にいたら、その行動の先に何が起きるか、何を起こそうとしているか、ビジョンが見えるだろう?
当たり前のことしか言っていないが、もうやっているのと、まだやっていないのでは、大きく価値が変わる。
お前さんが描いたとおりに行動したかどうか、もう一度自分に聞いてみるといい。

これは人に依頼をするとき、人を動かす時も一緒だ。
必ず、具体的な行動を伴って、結果になる。
行動を伴っていないのであれば、それは伝わっていない証拠だ。

いつまでに、具体的に何をするか。
これを相手の口から言えるようになるまで指導するのが、伝える側の責任だ。
相手が自分の行き先をイメージできたのなら、その時点でもう成功は見えている。
あとは背中を押して見守ってやるだけさ。

さて、何をすべきか決まったか?
イメージできたならちゃっちゃと動こうぜ!

《基本スキル 具体的なアクションにする》


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