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建築設計事務所の敷居の高さ問題(1/3)

こんにちは!春先かと思いきや、急に暑くなってきましたね。
今回は、何年いわれ続けているのだろう、という問題を取り上げたいと思います。私たちもこの問題には良く直面していますし、実際ご依頼いただいた方々からも依頼する前に同じことをよく言われています。それは、

「建築設計事務所って敷居が高そう・・・」

そんな声です。あぁーわかる!という声がどこかから聞こえてくるようです・・・

でも、なぜ敷居が高く感じるのだろう。
ずっと考えていることなのですが、私たちなりに深く掘り下げてみました。
3点に分けましたので、今回はその1になります。

一言お伝えすると、絶対に建築設計事務所が良いとは限りません。これはお客様の価値観によって大きく異なります。

この記事がオススメな人


〇建築設計事務所に依頼しようかと悩んでいる人
〇設計料ってなんだろう・・・と悩んでいる人
〇自分らしく生きる暮らしを作っていきたい人

そんな方が、建築設計事務所を選ぶ際の後押しになれば私たちは嬉しいです。

ではさて1つ目…

①難しそうな印象を受ける


建築設計事務所の人って気難しそう、難しいこと言われそう、先生って言われる人たちに私たちなんかが意見していいのか、と思われている方々は実際多いです。なんというか高尚な立場の人という印象。実際どうなのかと言うと、そんなことはありません。

ただ、インターネットの情報だけではなく、実際にお話を聞いてみたり、お話してみるということがベストです。電話でもいいかもしれませんね。最近は、私自身も気を付けていることなのですが、建築は専門用語が多いです。どの職業でもそうかもしれません。対職人さんに使う言葉を対お客様に使ってしまうと、正直かなりの距離感という名の溝が生まれてしまいます。こんな言葉を知らないと依頼できないのかな、といった具合です。

ほんの一つの例をあげますと。
ご自宅なら当たり前のようにある"ドア・扉"のことを建築用語では"建具"といいます。私たちは日常的に使う言葉ですが、読み手の方々にとっては決してそうではありません。これはあくまで片鱗にすぎませんが、こういう所からの連続が距離感を生んでしまうのではないかと私たちは考えています。言葉って大事ですよね。

ですので、お客様と話をするときは、専門用語を使わずとも伝えることを大切にしています。その方が話しやすいフラットな会話が生まれると私たちが体感しているからです。主体的にお客様が意見や考えを伝えやすい空気づくりが、私たち建築設計事務所の仕事です。

"良質でコンパクトな暮らしづくり"
八木健吾建築設計事務所

住宅•店舗•設計•リノベーション|加古川/高砂/稲美 - 八木健吾建築設計事務所 (yagi-architect.com)

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