🐝クラスで学んだこと🐝 相手を評価・判断する自分が出てくる。

※本内容は、Engagement Run!Academyに通われるアカデミーメンバーへの皆様向けの内容です！Engagement Run!Academyにご興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください！

こんにちは！Engagement Run!Academy講師の三浦です！

今日は、Engagement Run!Academyの終了時に入れていただく「本クラスで学んだこと」の中でご記載いただいた内容の中から、
日々のNG行動を卒業してエンゲージメントを高めるに参加していただいた方の、気づきをご紹介します！

※ご本人より匿名での掲載の承諾をいただいております。

よく " 問題解決脳 " になってしまいますが、問題解決する前に、まずは相手の意見や、困りごとを受け止めることが重要だと思うので、まずは受け止めるスタンスでいることを心掛けたいと思います。

" 問題解決脳 " とは、仕事の話をするときに、無意識のうちに「要は何？」「自分ならどうする？」みたいなことを常に考えてしまうことです。

同じような仕事の進め方や、価値観の人とは、それで仕事がうまく進むことが多いのですが、価値観や、大事にしているものが違う場合に、うまくいかないことが多いです。

私は、社外のプライベートな活動で、中高生の育成支援活動をしています。
中高生の話を聞くときに「まずは受け止める。大人の価値観で評価・判断をしない。」というのを徹底しています。

しかし、仕事モードの時は「自分の考え方で評価・判断・解決法を考える」みたいになっているので、意識して「受け止める」というのをしてみようと考えました。

実際やってみると、相手を評価・判断する自分がすぐに出てきますし、
話の内容以前に「○○さんは話が分かる人」「XXさんは話が分からない人」と判断しており、その前提で○○さんや××さんの話を聞いてる自分がいるので、気を付けないと・・と思っています。

成人発達理論には、「無自覚な自己の側面に気づいていくことが発達を促す。」という考え方があります。

これは、自分の言動が、どのような考えや価値観から生まれているのかに自覚的になることで、これまで気づかなかった自己の側面に意識的になり、選択できるようになる、という意味です。

知らず知らずのうちにしてしまっているNG行動を自分自身で気がつくことは、とても難易度の高いことですが、

この方の場合は、社外のプライベートな活動で、「まずは受け止める。大人の価値観で評価・判断をしない」姿勢を大切にしており、振り返りを経て、仕事の中でもその姿勢を意識してみることで、「相手を評価・判断する自分」に気が付くことが出来ています。

この、「気が付く」プロセスを繰り返すことで、徐々に、ご自身が本来、大切にしたい行動を選択できる機会が増えていきます。

家庭生活や趣味なども含め、会社にいる時以外の自分の価値観や行動から、
仕事を振り返ることの大切さを教えてくれる、素晴らしい気づきだと思いました。

※成人発達理論にご興味ある方は、こちらの書籍も物語調で読み易くオススメです！

リーダーシップに出会う瞬間 - JMAM 日本能率協会マネジメントセンター 「人・組織・経営の変化」を支援するJMAMの書籍

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました！