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逢坂冬馬さん

という訳で、2022年度の本屋大賞は逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)が受賞しました。
わたしがちょっと推してみた(読みもせず推した:ここ)西加奈子『夜が明ける』は6位でした(順位ここ)。米澤穂信『黒牢城』(わたしの感想)は9位で六冠ならず。ほのほのはあんまり本屋大賞的な作家じゃないんですかね?

『同志少女よ、敵を撃て』もこれから読むので、作品についての感想はなしですが、中継の受賞スピーチ聞いていて印象的だったことを。

本屋大賞の副賞は図書カードNEXT10万円分ですが、それは自分で本を買うのに使うけれど、その10万円相当額の副賞に意味を持たせるべく、ざっくりした換算だけれど、1000ドルを、OVD-Infoに寄付します、と。
(1回聞いただけでは団体名がわからず、Youtubeで見直して確認)

OVD-Infoは、ロシアで活動している、政治的迫害に抵抗する人権擁護メディアプロジェクトのNPOのようです。
英文Wikipediaに、OVD-Infoへのリンクもあったが、飛んでみたらロシア語でした…。

本屋大賞をきっかけに、ロシアにおける人権擁護について考える機会が増えるとすれば、それは意義のあることなのではないか、と思いました。

#読書 #本屋大賞 #逢坂冬馬 #同志少女よ敵を撃て #早川書房 #アガサ・クリスティー賞 #OVD -Info

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