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毎日読書メモ(48)『銅像歴史散歩』(墨威宏)

墨威宏『銅像歴史散歩』(ちくま新書)。どこに行っても銅像ってあるよね。それはある意味平和の象徴? 人は何故銅像を作ろうと思うんだろう。考え出すときりのない、銅像の世界。

下記感想に書いた、中野の哲学堂公園、その後実際に行ってみたが、想像以上に不思議な場所だった。銅像に呼ばれた感あり。

お友達の書いた本、ということでお付き合いで買ったのですが、いや、面白かったです(ヨイショでなく)。人は何故銅像を建てようと思うのか。それぞれの像が背負った歴史や経緯に思いをはせ、また、戦時中の金属供出で消えた銅像、秘匿して戦中を生き延びた銅像、モデルとなった人物の栄枯盛衰、色々なことを考えさせられます。この本読んだあと、町を歩いていると、どの銅像もいとしく見えてくるから不思議です。個人的には、中野の哲学堂公園にいってみなくては、と思いました。(2016年3月)

#読書 #読書感想文 #銅像歴史散歩 #銅像 #墨威宏 #ちくま新書 #哲学堂公園

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