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内定者が語る「長期インターン経由での新卒採用選考」

ENECHANGEインターン1期生によるリアルな実務レポート 第3弾

(※本記事は2024年6月に執筆されたものです)


こんにちは!
ENECHANGE株式会社 長期インターンの熊谷です。

私は約半年間ENECHANGEで長期インターンとして働いたのち、最終面接「チャレンジ」を経て内定をいただきました。
2025年卒より新卒採用を開始したENECHANGEでは、短期インターンシップ経由、長期インターンシップ経由の二つの選考ルートを設けております。
今回の記事では長期インターンシップ経由での選考について、詳しくレポートします!

採用プロセス

最初に、私が採用内定となったプロセスを記載します。

書類選考 → カジュアル面談 → 一次面談 → 長期インターン選考チャレンジ → 長期インターン(3ヶ月以上) → 新卒採用選考チャレンジ → 内定

以下それぞれのステップについてお話しします。

カジュアル面談

面談ではENECHANGEの事業内容についての説明をしていただいたほか、社員の方が脱炭素、エネルギー分野に関心を持たれたきっかけ、仕事に対する思いを伺いました。私自身、脱炭素分野に強い関心を持っているため、熱意の高い社員の方と一緒に働きたい!と大きな刺激を受けたことを今でも鮮明に覚えています。

長期インターン応募にあたり、自分の興味のあること、やりたいことと、会社から得られる成長機会がマッチしているかをしっかりと見極めることはとても重要です。
私がカジュアル面談に応募した当初は、脱炭素分野に関わる仕事をしてみたい一心で、インターンとしての関わり方について、イメージがついていませんでした。面談で社員さんと話す中、社会にでた経験のない私が脱炭素社会の実現に貢献するための手段として、「学生目線」を生かした新卒採用プログラムを考案することで、会社のミッション「エネルギーの未来をつくる」達成に寄与できるのではないかと考えるようになりました。そのため、一見脱炭素と関係のないように思われる「採用広報インターン」への応募を決意しました。

ENECHANGEでは通常の会社説明会ではなく、一対一での丁寧なコミュニケーション機会を設けることで、双方の認識のすり合わせを図っています。

一次面談

一次面談では私がENECHANGEに興味を持ったきっかけ、現在取り組んでいることについてお話しし、次のステップである長期インターン選考チャレンジについての説明を受けました。

長期インターン選考チャレンジ

ENECHANGEでは入社後に想定される業務を元にしたプレゼンテーション形式の「チャレンジ」を選考に設けています。私のチャレンジは「インターン実務で取り組むことに関しての行動計画」を作成し、20分程度のプレゼンを行うというものでした。応募当時、長期インターンを経験したことがなかったため、実務を具体的にイメージすることが難しかったほか、お題の抽象度の高さに、難易度が高いなと感じました。

一方で同時に、

本インターンに際して、当社社員から明確に「インターン生が実務でやるべきこと」を指示することはありません。ご自身でお考えいただき、調べた上で行動していただけたらと思います。これは、インターン生のリーダーシップを期待し、信じているからです。私達社員がインターン生よりも知識を持っているとは限りませんし、ご自身のことを一番良く知っているのはご自身です。ご自身らしい関わり方で、強みを活かせる視点を元に、企画、及び想定業務時間をご提案ください。チャレンジにおいても自ら仮説を立てて動き、面白がりながら価値を発揮してくださることを期待しております。

ENECHANGE 長期インターンシップ チャレンジ課題より

という課題文から、与えられた作業をするアルバイトとしてではなく、学生を一人の思考する人間として信じ、裁量を与えてくれるENECHANGEという会社に強い魅力を感じました。

私は「採用広報コース」に応募していたため、チャレンジのアウトプットとして「海外大生向けプログラム CHANGE!」(詳細は後述)を企画したほか、学業や課外活動との兼ね合いを踏まえた想定勤務時間・契約形態の提案を行いました。
「インターン生が実務でやるべきことを指示することはない」と課題文にありますが、これは放任されている訳ではありません。行動計画作成にあたり、社員の方に目的、ターゲット、課題などを質問する機会をいただき、その回答に基づいたプログラムを考案しました。会社としての目的を共有いただいた上で自ら仮説をたて、認識のすり合わせを行いながらPDCAを回していくのは、チャレンジに限らず、実務を通じて意識し続ける必要があります。実務のイメージをつけることができることも、選考過程でチャレンジを経験することの意義だと感じています。

インターン生に自身の勤務内容、時間、契約形態を自由に提案する機会を与えてくれる会社はなかなかないと思います。学生を信じ、また、自立を促すことで成長させようとする姿勢は、チャレンジだけでなく、実務の際にも常に感じていました。
これからチャレンジ、長期インターンに臨まれる学生さんは、「自由」の難しさ、責任の大きさに悩まされることもあるかもしれません。しかし、その「自由」の中で成長していける、と一人一人を信じているのがENECHANGEです。困難に直面した際にはアドバイスをくれる社員さんがいるのがENECHANGEです。チャレンジの難易度の高さに怯まず、挑戦を楽しみ、ENECHANGEの魅力を味わってみてください!

長期インターン

人事室インターンとして「海外大生向けプログラム CHANGE!」を企画、運営しました。
海外留学という挑戦を選択する学生さんと、会社として挑戦し続けるENECHANGEの環境がマッチすると考えたからです。
学生さんからの認知度が低い中、ENECHANGEの魅力である「ミッション」と「優秀な社員さん」を知っていただくため、プログラム内ではCEO、政策提言担当執行役員、VC事業担当執行役員による講演会を実施したほか、「日本国内のEV普及のために会社が果たせる役割」について考えていただく短期インターン型ワークショップも開催しました。

昨年度の CHANGE! がどんなものだったか、ご関心ある方は昨年のCHANGE! のサイトをチェックしてみてください。
また2024年度の学生向けプログラムについては現在準備中となっています。関心がある方はぜひ以下のフォームから事前登録(プレエントリー)をお願いいたします。

長期インターン選考チャレンジで考え、提案した内容を、社員の方とのコミュニケーションを通じてブラッシュアップし、実行していく過程に大きなやりがいを感じました。

私は海外大学に在籍していることもあり、帰国中の6月から9月にかけては週3日勤務(うち1日出社)を目安に勤務し、学期中はフルリモートで勤務を続けました。ENECHANGEはフルリモートで働いている社員の方も多く、リモートでも継続的にコミュニケーションを取る機会をいただけたため、とても働きやすかったです。

本社オフィスに出社して勤務している様子

新卒選考チャレンジ

約半年間の長期インターン後、新卒採用選考最終面接、チャレンジを受けました。
私のチャレンジは、「長期インターンの取り組み内容と成果、今後の改善案」「ENECHANGE入社後どのようなキャリアを歩みたいか」について資料をまとめ、15分程度でプレゼンを行うというものでした。
チャレンジにはCEO城口さん、長期インターン中 Padawanプログラム* で関わらせていただいた上級執行役員、執行役員、人事室シニアマネージャーという錚々たる方々に面接官としてご参加いただきました。長期インターンとしての業務を「チャレンジ」として捉え、成果を採用選考の過程で評価していただけたことは、社員の成果を重視するENECHANGEらしい選考だったと感じています。また、「入社後のキャリア」について会社の方向性を指し示す方々とディスカッションする機会をいただけたことは、自分自身のキャリア形成について見つめ直す大変貴重な体験でした。成果だけでなく、個人個人の生き方や価値観を大切にするENECHANGEの魅力を改めて感じる最終選考でした。

※ Padawanプログラム : 事業部長直下で2週間完結で事業部の課題に取り組むインターン向けのミニ・プログラム

終わりに

今回は、長期インターンシップ経由での新卒採用選考についてレポートしました。長期インターンに参加することで、面接だけではわからない会社の雰囲気を知り、自分自身との相性を見極めることができます。また、ENECHANGEでは長期インターンの自主性を信じ、やってみたいことに挑戦できる環境が整っているため、自分自身のキャリアの "運転手" として身につけたいスキルを身につけることができます。

長期インターンに参加したからといって、必ずしも新卒採用選考に応募しなければならない訳ではありません。学生のうちから社会について学べる貴重な機会です。ご興味ある方はぜひご参加ください!

ENECHANGEの長期インターンについての詳細は以下のサイトよりご確認ください。